子宮体がんステージ4(末期)の余命と、治療前にできること

uterine cancer

子宮体がんの治療前の不安をご相談ください

この記事でわかること

自宅で冊子を読み、夫とともにメモを取る女性

子宮体がんはステージ4やリンパ節転移があっても、手術や薬物療法が検討されます。治療の前には、全体像の確認と体調づくりができます。余命・症状・選択肢を公的機関の情報で確認できます。

子宮体がんはステージ4やリンパ節転移があると言われても、できることがある

病院の廊下を並んで歩く夫婦

「子宮体がんがステージ4と言われた」「リンパ節に転移があり、化学療法と手術の前にできることを知りたい」。この章では、子宮体がんのステージ4がどの状態を指すのかを公的機関の情報で整理し、この記事で扱う範囲を示します。治療が始まる前の今だからこそ、整理しておけることがあります。

子宮体がんの「ステージ4」「末期」とは、どの状態を指すのか

医師と話す女性と「ステージと治療の目的を 主治医に確認」の文字

子宮体がんのステージ4は、ⅣA期とⅣB期に分かれます。膀胱や腸の粘膜までがんが広がった状態がⅣA期、肺や肝臓など離れた臓器に転移した状態がⅣB期です(出典:「子宮体がん 治療」)。腹腔内(おなかの中)や足のつけ根のリンパ節への転移も、ⅣB期に含まれます。

医学的に「末期」という区分はありません。ステージ4でも、手術が可能であれば手術を行い、難しい場合は薬物療法や放射線治療を検討します。「ステージ4=何もできない」ではないのです。まずは、自分がどの進行期と推定されているのかを確認しましょう。

この記事でわかる範囲と、情報の時点

この記事の3つの柱として「病気を知る」「治療を知る」「相談する」を示した図

この記事では、子宮体がんの原因から症状、種類、ステージ別の5年生存率、検査、治療法、治療の前にできること、手術が難しい・ステージ4と言われたときの選択肢までをまとめました。医学的な事実は国立がん研究センターがん情報サービスの「子宮体がん(子宮内膜がん)」と全国がん登録のデータを根拠にし、当協会の立場からの情報とは分けて書いています。

生存率は過去の診断例の数値です。これから治療を受ける人にそのまま当てはまるとは限りません。進行期は、日本産科婦人科学会の分類(日産婦2011、FIGO2008)に沿って説明します。目安として読んでください。

リンパ節転移があると言われても、選択肢の整理はこれから始められる

医師と資料を確認する女性と「選択肢を整理して 主治医に確認」の文字

「リンパ節に転移があります」と告げられると、もう手遅れなのではと感じてしまう方は少なくありません。しかし子宮体がんでは、リンパ節転移があっても、手術と薬物療法を組み合わせた治療が検討されます。手術が可能であれば、まず手術を行うのが基本です。

治療が始まる前は、主治医に確認することを整理し、体調を整えられる時期。標準治療をサポートする形で統合医療を組み合わせるという考え方もあります。大切なのは、選択肢を整理して主治医に確認することです。当協会では、その整理を無料でお手伝いしています。

子宮体がんの原因と、なりやすい人の特徴

診察室で医師に話をする女性

子宮体がんは、女性ホルモンとの関わりが深いがんです。この章では、わかっている発生要因と、予防や検診の現状を整理します。

エストロゲンに長くさらされることが、主な発生要因

発生要因は一つではなく、エストロゲンが関係するタイプと関係しないタイプがあり、当てはまっても必ず発症しないことを示した図

子宮体がんには、エストロゲンという女性ホルモンに長期間さらされることが原因で発生するものと、エストロゲンとは関係なく発生するものがあります(出典:「子宮体がん 予防・検診」)。エストロゲンが関係するタイプは、さらされている期間が長いほど発症リスクが高くなるとされています。

原因として知られているのは、出産経験がない、閉経が遅い、肥満など。糖尿病や、遺伝性の腫瘍であるリンチ症候群でも、リスクが高くなるとわかっています。ただし、当てはまる人が必ず発症するわけではありません。家族歴が気になる場合は、遺伝カウンセリングを受ける方法もあります。

特有の予防法はなく、指針で定められた検診もない

電話で相談する女性と「気になる出血は 婦人科へ相談」の文字

子宮体がんには、今のところ特有の予防法が確立されていません。がん全般の予防としては、禁煙、節酒、バランスのよい食事、体を動かすこと、適正な体形の維持、感染の予防が有効とわかっています。できることから取り入れてみましょう。

また、国の指針で定められた子宮体がんの検診もありません。不正出血など気になる症状があるときは、婦人科を早めに受診することが勧められています。人間ドックなどで任意の検診を受ける場合は、メリットとデメリットを理解したうえで受けてください。迷うときは、かかりつけの婦人科で相談できます。

子宮体がんの初期症状と、進行したときの症状

自宅のノートに体調を記録する女性

子宮体がんで最も多い自覚症状は、出血です。この章では、早く気づくためのサインと、進行したときにあらわれる症状を整理します。

最も多い症状は不正出血、閉経後の出血には特に注意

月経以外の出血と閉経後の出血を挙げ、少量でも婦人科へ相談するよう伝える図

子宮体がんで最も多い自覚症状は、出血です(出典:「子宮体がんについて」)。月経ではない期間の出血や、閉経後の出血がある場合は注意が必要。出血の程度はさまざまで、おりものに血が混ざって褐色になるだけのこともあります。

「少量だから」「年齢のせいだろう」と様子を見てしまう方もいますが、量が少なくても受診の理由になります。少しでも気になる症状があるときは、ためらわずに婦人科を受診しましょう。いつから、どのくらいの出血があるのかをメモしておくと、診察で伝えやすくなります。

進行すると、下腹部の痛み、腰痛、足のむくみが出ることもある

看護師に体調を伝える女性と「痛みやむくみは 我慢せず伝える」の文字

がんが進行すると、下腹部の痛み、性交時の痛み、腰痛、足のむくみなどの症状が出ることがあります。子宮体がんは、進むにつれて子宮頸部や腟、リンパ節、卵巣、卵管へ広がっていくがん。さらに、膀胱や直腸に及ぶこともあります。

こうした症状は、ほかの病気でも起こるものです。症状だけで、がんの進み具合を判断することはできません。痛みやむくみがあるときは、我慢せず担当医に伝えてください。つらさを和らげる緩和ケアは、診断されたときから受けられます。早めの相談が、生活を守る近道になるでしょう。

子宮体がんの種類と性質

医師と一緒に資料を見る女性

子宮体がんは、がんの種類(組織型)と悪性度(グレード)によって性質が異なります。この章では、子宮体がんの成り立ちと、組織型・グレード、診断される人の数を整理します。

子宮体がんのほとんどは、子宮内膜から発生する

子宮体部、子宮内膜、子宮頸部の位置を示した子宮の模式図

子宮は、上部の袋状の「子宮体部」と、入り口にあたる「子宮頸部」に分けられます。子宮がんのうち、子宮体部にできるのが子宮体がん、子宮頸部にできるのが子宮頸がんです。名前は似ていても、2つは別のがん。

子宮体部の内側は、子宮内膜という粘膜でおおわれています。子宮体がんのほとんどはこの子宮内膜から発生するため、一般に子宮体がんといえば子宮内膜がんのこと。子宮内膜が厚く増殖し、細胞の形にも異常がみられる子宮内膜異型増殖症は、がんになる前の状態(前がん病変)とされています。

類内膜がん・漿液性がん・明細胞がん、組織型とグレードで性質が変わる

病理結果で確かめる組織型とグレードを示した図

子宮体がんの主な組織型は、類内膜がん、漿液性がん、明細胞がんの3つです。組織型によって、治療後の見通し(予後)が異なることがわかっています。まれに、がん肉腫などのこともあります。

グレードは、がんの悪性度の高さを示すもの。類内膜がんは、悪性度の低い順にグレード1、2、3に分けられます。漿液性がんと明細胞がんは悪性度が高く、一般的にグレード分類は行いません。組織型とグレードは、手術後に再発のリスクを判断する材料。自分の組織型を、病理検査の結果で確かめておきましょう。

診断されるのは年間約2万例、早い段階で見つかる人が多い

自宅でパソコンと手元の資料を読む女性

子宮体がんと診断されたのは、2023年に19,945例でした(出典:「がん統計 子宮体部」)。2024年の死亡数は3,136人。2018年に診断された人の5年相対生存率は、81.1%です。

全国がん登録では、診断の時点でがんが子宮にとどまっていた人が67.0%を占めました。近くのリンパ節や周りの臓器に広がっていた人は18.0%、離れた臓器に転移していた人は9.6%。早い段階で見つかる人が多い一方、進行した状態で見つかる人も一定数いるがんといえます。診断時の広がりは、治療方針を決める出発点です。

ステージ別の状態と、5年生存率・余命の目安

夫とともに医師の説明を聞く女性

「ステージ4と言われたけれど、あとどのくらい生きられるのか」「リンパ節転移はステージいくつなのか」。この章では、進行期の分類と、全国がん登録の進行度別5年生存率、数字の読み方を整理します。

Ⅰ期〜Ⅳ期の分類と、リンパ節転移の位置づけ

家族とともに説明を聞く女性と「転移したリンパ節の 場所を確認」の文字
進行期主な状態(日産婦2011、FIGO2008)
Ⅰ期がんが子宮体部にとどまっている
Ⅱ期がんが子宮頸部に広がっているが、子宮の外には広がっていない
Ⅲ期がんが子宮の外に広がっているが、小骨盤腔(骨盤に囲まれた空間)は越えていない。または骨盤リンパ節や傍大動脈リンパ節に転移がある(ⅢC期)
ⅣA期膀胱や腸の粘膜まで、がんが広がっている
ⅣB期遠隔転移がある(腹腔内や足のつけ根のリンパ節への転移を含む)

子宮体がんの進行期は、がんが子宮の壁にどのくらい深く入っているか、周りの臓器やリンパ節、離れた臓器へ広がっているかで分類します。Ⅰ期からⅣ期まであり、数字が大きいほど進行した状態です。

リンパ節転移は、場所によって進行期が変わります。骨盤リンパ節や、大動脈の周りにある傍大動脈リンパ節への転移はⅢC期。腹腔内や足のつけ根(鼠径部)のリンパ節への転移は、遠隔転移としてⅣB期に分類されます。

「リンパ節転移=ステージ4」とは限らないのです。どのリンパ節への転移なのかを、主治医に確かめておくと安心でしょう。

全国がん登録にみる、子宮体がんの5年相対生存率

統計を読む際に診断された年、進行度の区分、個人の見通しとの区別を確認する図
進行度(2018年診断例)5年相対生存率診断時の割合
限局(子宮にとどまる)94.9%67.0%
領域(近くのリンパ節や周りの臓器に広がる)70.4%18.0%
遠隔(離れた臓器に転移)21.3%9.6%
全体81.1%―

全国がん登録では、2018年に診断された子宮体がん全体の5年相対生存率は81.1%です。進行度別にみると、がんが子宮にとどまる「限局」が94.9%、近くのリンパ節や周りの臓器に広がった「領域」が70.4%、離れた臓器に転移した「遠隔」が21.3%でした。

近くのリンパ節への転移を含む「領域」でも、5年相対生存率は約7割です。ただし、これは進行期ではなく、がんの広がりで分けた「進行度」の数値。ⅢC期やⅣB期の区分と、そのまま一致するわけではありません。自分の状態に近い見通しは、主治医に確かめてください。

生存率の数字の読み方と、余命が数字どおりにならない理由

娘とともに医師へ相談する女性と「統計は集団のデータ 見通しは主治医に確認」の文字

5年相対生存率は、あるがんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標の一つです。過去に診断された人の集団の数値であり、その後に使えるようになった薬の効果は十分に反映されていません。一人ひとりの経過を示すものではないのです。

子宮体がんの薬物療法には、細胞障害性抗がん薬のほか、内分泌療法薬や、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用も使われています。余命は、進行期だけでなく、がんの組織型や年齢、体の状態、治療の効き方でも変わるもの。数字だけで将来を決めつけないでください。見通しは、主治医に確かめるのが確実です。

進行の仕方と、転移・再発の特徴

病院の受付で看護師と話す女性

子宮体がんは、子宮の周りやリンパ節に広がり、離れた臓器に転移することもあります。この章では、広がり方と、再発に気づくための経過観察、再発したときの治療を整理します。

子宮頸部・卵巣・リンパ節へ広がり、肺や肝臓に転移することもある

診察室で医師へ質問する女性

子宮体がんは、進行すると子宮頸部や腟、リンパ節、卵巣、卵管に広がります。さらに進むと、膀胱や直腸に広がったり、肺や肝臓など離れた臓器に転移したりすることも。卵巣に転移しやすいことから、手術では原則として両側の卵巣と卵管も摘出します。

リンパ節への転移があるかどうかは、画像検査だけでは判断が難しい場合があります。そのため、手術でリンパ節を取り除いて調べ、進行期を正確に決めるのが一般的です。転移があっても、治療の選択肢がなくなるわけではありません。気になる症状は、早めに主治医へ伝えてください。

経過観察は、治療後1〜3年は3〜6カ月ごとが目安

夫と予定を確認する女性と「通院の間隔は 主治医と相談」の文字

治療後は、定期的に通院して検査を受けます(出典:「子宮体がん 療養」)。目安は、治療終了から1〜3年までは3〜6カ月ごと、4〜5年までは6〜12カ月ごと。頻度は、進行度や受けた治療によって異なります。

通院時には、問診と内診を行い、再発リスクなどに応じて細胞診、血液検査、超音波検査、CT検査などを加えます。再発が疑われる症状があった場合に行うのが、CTやMRI、PET-CTなどの画像検査です。気になる体調の変化があれば、次の受診を待たずに相談してください。通院は、治療が終わったあとも続く大切な治療の一部といえます。

再発したときの治療は、場所と広がりで決まる

医師と一緒に説明資料を確認する女性

子宮体がんの再発は、子宮や腟など骨盤内の限られた範囲に起こるほか、卵巣・卵管に広がることが比較的多くみられます。リンパ節、腹膜、肺や肝臓に、転移として再発することも。

治療は、再発した場所やがんの広がりによって検討します。腟の切り口に再発した場合は放射線治療。それ以外の骨盤内の再発で、がんを取りきれる場合には手術を検討することもあります。切除が難しいときの選択肢は、薬物療法です。体の状態や再発した時期、これまでの治療も踏まえて、主治医と一緒に方針を決めていきましょう。

子宮体がんの検査方法

検査前の部屋で看護師から説明を聞く女性

子宮体がんの検査は、がんかどうかを確定する病理検査と、広がりを調べる検査の2段階です。この章では、それぞれの検査でわかることを整理します。

子宮内膜の細胞診と組織診で、がんかどうかを確定する

病理検査で確かめる、がんかどうか、組織型、グレードの3項目を示した図

子宮体がんが疑われるときは、子宮内膜の病理検査を行います(出典:「子宮体がん 検査」)。細胞診は、細いチューブやブラシのような器具で子宮内膜を軽くこすり、細胞を採って調べる検査。異常が見つかった場合は、組織診でがんかどうかを確定します。

組織診では、子宮内膜から細胞のかたまりを採取し、がんの種類(組織型)と悪性度(グレード)も判定します。細胞を採るときに、チクッとした痛みを感じることも。痛みを感じやすい方や検査が初めての方は、事前の問診で伝えておいてかまいません。強い痛みや違和感があるときは、我慢せずに伝えましょう。

内診、超音波検査、子宮鏡検査で子宮の状態を調べる

検査について医師と話す女性と「検査の内容と不安を 事前に伝える」の文字

内診では、医師が腟に指を入れ、もう片方の手を下腹部にあてて、子宮の位置や大きさ、形、硬さ、周囲との癒着を調べます。肛門から指を入れて、直腸やその周りに異常がないかを確認する直腸診を行うことも。

超音波検査は、主に腟に器具を入れる経腟超音波検査で行います。おなかの上からあてる方法より子宮に近く、はっきりした画像が得られるためです。がんの位置や形を直接見るために、直径3mm程度の細いカメラを子宮に入れる子宮鏡検査を行う場合もあります。検査の内容に不安があるときは、遠慮なく質問してください。

CT・MRI・PET-CTで、がんの広がりと転移を調べる

CT検査室の前で医療スタッフから説明を聞く女性

CT検査やMRI検査では、リンパ節、卵巣・卵管、膀胱や直腸、肺や肝臓などへの転移があるかどうかを調べます。MRI検査は、がんが子宮の筋肉にどの程度入り込んでいるかも確認できる検査。リンパ節転移や遠隔転移の判断が難しい場合は、PET-CT検査を補助的に使います。

子宮体がんには、診断や治療効果の判定に使える特定の腫瘍マーカーが、今のところありません。なお、こうした画像検査から推定した進行期は、手術で決まる進行期と一致しないこともあります。検査結果は、「推定の進行期」であることを踏まえて聞いておくと、その後の変更にも戸惑いにくいでしょう。

子宮体がんの治療方法と費用感

自宅で夫と資料やノートを確認する女性

子宮体がんの治療には、手術、放射線治療、薬物療法があります。この章では、治療の進め方とそれぞれの治療、費用、標準治療に統合医療を組み合わせる考え方を整理します。

手術が可能ならまず手術、進行期は手術のあとに決まる

医師から説明を聞く女性と「手術後の検査で 進行期を確認」の文字

子宮体がんは子宮の奥に発生するため、手術の前に正確な進行期を判断することが難しいがんです。そのため、手術が可能な場合にはまず手術を行い、摘出した組織を調べて進行期を決定します。その結果をもとに、その後の治療を決めていく流れです。

手術の基本は、子宮と両側の卵巣・卵管を取り除くこと。Ⅲ期やⅣ期と推定される場合でも、手術が可能であれば手術を行います。治療は、標準治療を基本に、本人の希望や生活環境、年齢を含めた体の状態を総合して決めていくもの。わからないことは、まず担当医に確かめましょう。

手術の種類とリンパ節郭清、知っておきたい合併症

家族とともに医師から手術について説明を聞く女性

手術は切除する範囲によって、単純子宮全摘出術、準広汎子宮全摘出術、広汎子宮全摘出術の3つに分かれます。進行期を正確に知るために、骨盤リンパ節や傍大動脈リンパ節を取り除くリンパ節郭清を行い、転移の有無を確認します。手術方法は、基本的に開腹手術です。

手術後は、排尿のトラブルや便秘、腸閉塞が起こることがあります。リンパ節を切除した場合は、足や下腹部がむくむリンパ浮腫が起こることも。閉経前に卵巣を切除すると、ほてりや発汗など更年期障害に似た症状があらわれる場合があります。起こりうる変化を、手術の前に担当医へ確認しておいてください。

術後の再発リスク分類で、追加の治療が決まる

術後の方針を考える材料として組織型、グレード、がんの広がりを示した図

手術のあとは、取り除いたがんの組織型、グレード、広がりの程度から、再発リスクを低・中・高の3つに分類します。低リスクなら経過観察。中リスクや高リスクでは、再発を防ぐ目的で、細胞障害性抗がん薬による薬物療法を検討します。

放射線治療を選択肢として検討する場合もあります。手術でがんが残った場合は、薬物療法や放射線治療、内分泌療法薬を組み合わせることも。手術後の治療は、この再発リスク分類をもとに決まるのです。自分がどのリスクにあたるのか、根拠とあわせて説明を受けましょう。

薬物療法、細胞障害性抗がん薬・内分泌療法薬・免疫チェックポイント阻害薬

医療スタッフと資料を見ながら相談する女性

薬物療法は、手術後に再発のリスクを減らす目的で行うほか、手術で切除できない場合や再発した場合にも行います。中心になるのは細胞障害性抗がん薬で、2種類の薬を組み合わせる併用療法が一般的。併用療法ができない場合や効果が不十分な場合には、黄体ホルモン薬による内分泌療法を行うことがあります。

再発がんで白金製剤を含む治療を受けたことがある場合は、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用も選択肢です。主な副作用は、吐き気、脱毛、手足のしびれ、白血球の減少など。起こりやすい時期と対処法を、治療前に確かめておいてください。

抗がん薬の副作用との付き合い方は、次の記事も参考にしてください。

抗がん剤の副作用について

治療費は保険診療が基本、高額療養費制度で自己負担に上限がある

治療費が不安なときに保険診療と使える制度を確認し、窓口に相談することを示した図

子宮体がんの手術、放射線治療、薬物療法などの標準治療は、保険診療で受けられます。医療費が一定額以上になった場合は、高額療養費制度を利用して、自己負担限度額までの支払いとすることが可能です。

一方、がん情報サービスは、子宮体がんの免疫療法で効果が証明されているのは、再発がんに対する免疫チェックポイント阻害薬を使う薬物療法のみで、そのほかの免疫療法で効果が証明されたものはないとしています。自由診療を検討するときは、効果の根拠と費用を確かめてください。費用の不安は、ソーシャルワーカーやがん相談支援センターにも相談できます。

統合医療・自然療法を組み合わせるという選択肢

医師とノートを確認する女性と「取り入れる前に 主治医へ相談」の文字

統合医療は、厚生労働省の検討会で「近代西洋医学を前提として、これに補完代替療法や伝統医学等を組み合わせて更にQOLを向上させる医療」と位置づけられています。標準治療をサポートする形で、食事の改善、運動、温熱療法、心のケアなどを組み合わせる考え方です。

補完代替療法の多くは自由診療で、自己負担が増えることも少なくありません。子宮体がんでは手術と薬物療法が続くこともあるため、体力や気持ちを保つ工夫を取り入れる方もいます。取り入れるものは必ず主治医に伝え、根拠と費用を確認して選んでください。

当協会は、この定義に基づき、標準治療をサポートする形で信頼性の高い補完代替療法の情報を整理・提供している一般社団法人です。医師や大学教授が理事を務め、特定の商品や治療法を勧めることはありません。協会が紹介している療法の分類は、次のページで確認できます。

協会推奨の代替療法

化学療法や手術の前にできることと、ステージ4と言われたときの選択肢

夫が見守る自宅で、バッグにノートや衣類を準備する女性

「子宮体がんでリンパ節転移がある。化学療法と手術の前に、できることはあるのか」。この章では、その問いに沿って、治療前に確かめたいこと、体調の整え方、手術が難しいときの治療、治療後の変化への備え、療養の場所、主治医への確認事項を順に整理します。

化学療法や手術の前に、治療の全体像を確かめる

治療前に確かめる推定される進行期、手術の範囲、手術後の治療を示した図

治療の前にまずできるのは、これから受ける治療の全体像を確かめることです。推定されている進行期、手術で切除する範囲、リンパ節郭清を行うかどうか、手術後に薬物療法や放射線治療が加わる可能性。この4点を聞いておくと、見通しが立てやすくなります。

薬物療法については、いつ、どんな副作用が起こりやすいか、どう対処すればよいかを事前に確認しておきましょう。手術後に起こりうるリンパ浮腫や排尿のトラブルも、先に知っておけば慌てずにすみます。聞きたいことは、紙に書いて持参するのがお勧めです。

治療に向けて体調を整える、日常生活の工夫

自宅の台所で娘と一緒に食事を準備する女性

規則正しい生活を送ることは、体調の維持や回復につながります。禁煙する、飲酒をひかえる、バランスのよい食事をとる、適度に運動する。日常のなかで心がけたい基本は、この4つです。無理のない範囲で、できることから始めてみてください。

薬物療法は、通院で行うことが増えています。治療が始まる前に、通院の方法や、体調が悪い日に家事や仕事をどうするかを家族と話し合っておくと安心でしょう。補完代替療法やサプリメントを取り入れたい場合は、始める前に必ず主治医へ伝えてください。治療に影響しないかを、確かめてもらうためです。

抗がん剤治療に加えて自宅でも取り組んでいたことについて、専門家の立場から代替策の助言を受けた50代の女性は、落ち着いた気持ちで最後まで頑張りぬけたと話しています(当協会「ご相談者の声」より)。

手術が難しいと言われる理由と、その場合の治療

家族とともに医師へ相談する女性と「手術が難しい理由と 選択肢を確認」の文字

手術が難しいと判断されるのは、がんが手術で切除できない、または切除しきれないと考えられる場合や、ほかの病気、高齢、肥満などで体が手術に耐えられないと考えられる場合です。理由によって、次に選ぶ治療は変わります。

Ⅲ期・Ⅳ期と推定され、手術ができない場合の治療は、細胞障害性抗がん薬による薬物療法、放射線治療、緩和ケア。Ⅰ期・Ⅱ期と推定される方では、治癒を目指す放射線治療を検討することがあります。全国がん登録でみた遠隔転移がある子宮体がんの5年相対生存率は21.3%ですが、治療を続けながら過ごしている人もいます。

余命を告げられたときの考え方や選択肢は、次の記事にもまとめました。

末期がんで余命宣告されてからの選択肢

痛みなどの症状をやわらげる、放射線治療と緩和ケア

看護師に話す女性と「つらさは早めに 医療者へ相談」の文字

放射線治療は、がんの進行や転移による痛みなどの症状を和らげる目的でも行います。これが、緩和的放射線治療です。副作用として、直腸炎、膀胱炎、下痢などが起こることも。治療後、数カ月から数年たってからあらわれる症状もあるため、気になる変化は担当医に伝えてください。

緩和ケアは、決して終末期だけのものではありません。がんと診断されたときから始まり、つらさを感じるときには、がんの治療とともにいつでも受けられます。痛み、眠れない、気持ちが落ち込むといったつらさは、我慢するものではないのです。早めに担当医や看護師へ伝えましょう。

リンパ浮腫や排尿のトラブルなど、治療後の変化に備える

治療後の変化として足のむくみ、排尿のトラブル、ほてりや発汗を挙げ、相談を促す図

リンパ節を切除すると、リンパ液の通り道が少なくなり、足や下腹部がむくみやすくなります。確実な予防法は今のところありませんが、適度に体を動かす、適切な体重を保つ、スキンケアで感染を防ぐといった工夫ができます。むくみが出やすい場所を知り、日ごろから確認しておきましょう。

広い範囲を切除する手術では、尿を出しにくい、尿がもれるといった排尿のトラブルが起こることも。多くは手術後数週間から数カ月で、ある程度改善します。ほてりや発汗などの症状には、必要に応じてホルモン補充療法薬や漢方薬が処方されます。つらいときは、我慢せず担当医へ相談してください。

在宅緩和ケアと緩和ケア病棟(ホスピス)から、療養の場所を選ぶ

自宅で娘とともに訪問する看護師へ相談する高齢女性

緩和ケアを受ける場は、通院、入院、在宅療養の3つです(出典:「緩和ケア」)。緩和ケア病棟は、できる限り普段に近い暮らしができるように作られた病棟で、つらさが和らげば自宅に戻ることも可能です。

入院を待つ人がいる場合もあるため、早めに担当医へ相談しましょう。自宅で過ごす場合は、訪問診療や訪問看護などのサービスを整える必要があります。療養の場所や利用できる制度については、がん相談支援センターでも相談できます。どこで過ごすかに、一つの正解はありません。本人の希望と家族の負担を、合わせて考えていきます。

緩和ケアやホスピスをすすめられたときに検討したいことは、次の記事をご覧ください。

緩和ケア・ホスピスをすすめられたときの対処法

主治医に確認しておきたい質問と、セカンドオピニオン

診察で確認する進行期と転移の場所、手術の範囲と合併症、術後の治療と生活を示した図

確認しておきたいのは、推定されている進行期、転移があるリンパ節の場所、手術の範囲と合併症、手術後に予定される治療、薬物療法の副作用と生活への影響、手術が難しい場合の選択肢、といった点です。納得して治療を選ぶための、大切な準備になります。

ご家族が同席すれば、あとで内容を確かめ合えるでしょう。別の医師の意見を聞くセカンドオピニオンは、納得して治療を受けるために認められている仕組み(出典:「セカンドオピニオン」)。担当医に気を遣ったり、遠慮したりする必要はありません。迷いがあるときは、治療が始まる前に申し出てください。

診断直後で混乱していた50代の女性からは、主治医に質問すべきことが整理でき、次の診察が少し怖くなくなったという声が届いています(当協会「ご相談者の声」より)。

当協会に寄せられた子宮体がんの相談事例と無料相談

落ち着いた相談室で相談員に話をする女性

一般社団法人日本がん難病サポート協会には、子宮体がんで化学療法や手術を控えた方からのご相談も寄せられています。この章では、実際の相談事例と、無料相談で一緒に整理できることをご紹介します。

化学療法と子宮全摘手術を予定していた、70歳女性の相談事例

娘とともに相談員と話す高齢女性と「相談場面のイメージ」の文字

当協会に相談された70歳の女性は、ステージ4の子宮体がんと診断され、リンパ節への転移がありました。化学療法と子宮全摘手術を予定されていた方です。

相談を通じて選択肢を整理し、標準治療を受けながら、自然療法をメインに取り組まれました。化学療法中のQOL(生活の質)が向上し、手術も無事に成功、その後の体調も良好と伺っています。これは当協会に寄せられた個人の相談事例であり、同じ経過をたどることを保証するものではありません。当協会は、標準治療をやめることを勧めるものでもありません。

治療前の不安も含めて、お一人おひとりのお話を伺っています。

ご家族だけの相談、匿名・オンラインでも相談できる

自宅で娘とともにパソコンを使ってオンライン相談をする女性

当協会の無料相談は、電話(平日9時〜18時)、メール(365日24時間受付)、オンラインや対面に対応しています。匿名でも可能で、ご本人が同席されないご家族だけのご相談も歓迎です。相談の方法は、ご都合に合わせて選べます。

子宮体がんでは、女性としての悩みや家族のことなど、身近な人にも話しにくい思いを抱える方も多いもの。「何から考えればいいかわからない」という状態のままで構いません。当協会は医療機関ではなく、診断や治療は行いません。公的機関の情報をもとに考え方を整理し、主治医との対話を後押しすることが役割です。

末期がんのお母さまを支えていた50代の女性からは、「残された時間の過ごし方という重い話から逃げずに一緒に考えてもらえたことが支えになった」という声が届いています(当協会「ご相談者の声」より)。同じ立場の方の声は、次のページもあわせてご覧ください。

ご相談者からのお便り

無料相談で一緒に整理できること

相談員とノートに書き出した内容を確認する女性

無料相談では、提示されている治療の選択肢の整理、次の診察で主治医に確認したい質問の書き出し、副作用や合併症との付き合い方、治療前や治療中の過ごし方、ご家族との関わり方などをお話しいただけます。

統合医療や補完代替療法について気になる情報があれば、公的機関の情報をもとに見極め方を一緒に考えましょう。特定の商品や治療法の勧誘は行っていません。治療が始まる前は、気持ちの整理が追いつかないもの。一人で抱え込む前に、まずは一度お話しください。ご家族だけのご相談も歓迎しています。

【まとめ】 子宮体がんはステージ4でも、選択肢を整理すれば今できることが見えてくる

自宅でノートをバッグに入れる女性と、カーディガンを持って支える夫

子宮体がんは、不正出血が最も多い症状で、進行すると下腹部の痛みや足のむくみがあらわれるがんです。全国がん登録の2018年診断例では、5年相対生存率は全体で81.1%、離れた臓器に転移した「遠隔」では21.3%でした。

リンパ節転移は、場所によってⅢC期にもⅣB期にもなります。手術が可能ならまず手術を行い、その結果をもとに薬物療法などを決めていくのが基本の流れ。治療の前には、全体像の確認と体調づくりができます。標準治療をサポートする形で統合医療を組み合わせる道もあります。まずは、主治医に確認したいことを整理するところから始めてみてください。

治療が始まる前でも、まずは無料相談でお話しください

自宅でノートを開き、電話で相談する女性

子宮体がんでリンパ節転移があると言われた、化学療法や手術の前に何をしておけばよいのか知りたい、余命のことが頭から離れない、ご家族としてどう支えればいいかわからない。当協会には、そうした段階の方からのご相談が多く寄せられています。公的機関の情報をもとに、選択肢と主治医に確認したいことを一緒に整理し、主治医との対話を後押しします。

無料相談はこちら

お電話でのご相談は 03-5657-0995(平日9時〜18時)。メールでのご相談は365日24時間受け付けています。ご家族だけのご相談も可能です。

ほかの部位の相談事例は「がんの部位別事例一覧」でも紹介しています。

よくある質問

自宅で息子とともに質問をノートへ書き出す女性

子宮体がんでリンパ節転移があります。化学療法と手術の前にできることはありますか?

娘とともに医師の資料を確認する女性と「治療前に全体像を 主治医へ確認」の文字

あります。まず、推定されている進行期、手術の範囲、手術後に予定される治療を主治医に確認しましょう。副作用や合併症が起こりやすい時期と対処法も、先に聞いておくと安心です。あわせて、禁煙やバランスのよい食事、適度な運動で体調を整えてください。取り入れたい療法があれば、始める前に主治医へ伝えます。

詳しくは 治療の前に確かめたいこと を参照してください。

子宮体がんステージ4の余命はどのくらいですか?

家族とともに医師へ相談する女性と「見通しは一人ひとり 主治医に確認」の文字

余命を一律に示す公的な数値はありません。全国がん登録の2018年診断例では、離れた臓器に転移した「遠隔」の子宮体がんの5年相対生存率は21.3%でした。過去の集団の平均であり、その後の治療の進歩は十分に反映されていない数字です。見通しは、主治医に確かめてください。

詳しくは 子宮体がんの5年相対生存率 を参照してください。

子宮体がんのリンパ節転移は、ステージ4にあたりますか?

医師の説明を聞く女性と「リンパ節の場所と 進行期を確認」の文字

転移した場所によって変わります。骨盤リンパ節や傍大動脈リンパ節への転移はⅢC期、腹腔内や足のつけ根(鼠径部)のリンパ節への転移は遠隔転移としてⅣB期に分類されます。進行期は手術で取り除いた組織を調べて決まるため、手術前の推定と変わることも。どのリンパ節への転移かを、主治医に確認しましょう。

詳しくは リンパ節転移の位置づけ を参照してください。

子宮体がんの末期には、どんな症状がありますか?

自宅で看護師に体のつらさを伝える高齢女性

進行すると、出血に加えて、下腹部の痛み、性交時の痛み、腰痛、足のむくみなどがあらわれることがあります。がんが膀胱や直腸、肺や肝臓に広がることも。痛みなどの症状には、緩和的放射線治療や緩和ケアといった和らげる方法があります。つらさは我慢せず、早めに担当医へ伝えましょう。

詳しくは 進行したときの症状 を参照してください。

子宮体がんが肺に転移した場合、治療法はありますか?

娘とともに医師から説明を聞く高齢女性

あります。肺など離れた臓器への転移はⅣB期にあたり、手術が難しい場合は、細胞障害性抗がん薬による薬物療法、放射線治療、緩和ケアを検討します。再発がんで白金製剤を使ったことがある場合は、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用も選択肢。体の状態やこれまでの治療を踏まえて決めていきます。

詳しくは 手術が難しい場合の治療 を参照してください。

子宮体がんの原因は何ですか?

診察室で医師と話す女性

エストロゲンという女性ホルモンに長期間さらされることが関係するタイプと、関係しないタイプがあります。前者では、出産経験がない、閉経が遅い、肥満などが原因として知られています。糖尿病やリンチ症候群でも、リスクが高くなるとのこと。特有の予防法は確立されておらず、国の指針で定められた検診もありません。

詳しくは 子宮体がんの発生要因 を参照してください。

手術のあとの足のむくみ(リンパ浮腫)は、防げますか?

看護師へ相談する女性と「むくみの変化は 早めに相談」の文字

今のところ、確実な予防法はありません。ただ、適度に体を動かしてリンパ液の流れを促す、適切な体重を保つ、スキンケアで感染を防ぐといった工夫ができます。早く見つけて治療するために、むくみが出やすい場所を知り、日ごろから確認しておきましょう。リンパ浮腫外来など、専門家のいる医療機関もあります。

詳しくは 治療後の変化への備え を参照してください。

子宮体がんのステージは、手術の前にはわからないのですか?

夫とともに医師の説明を聞く女性と「術前の推定と 術後の結果を確認」の文字

正確な進行期は、手術で取り除いた組織を調べて決まります。子宮体がんは子宮の奥に発生し、手術の前に正確に判断することが難しいためです。手術前は、CTやMRIなどの画像から進行期を推定。そのため、手術後に決まった進行期が、手術前の推定と一致しないこともあります。説明の際に確かめましょう。

詳しくは 治療の進め方 を参照してください。

家族が子宮体がんのステージ4と言われたら、家族にできることは何ですか?

自宅のソファで夫と娘に自身の思いを話す女性

まず本人の気持ちと希望を聞き、主治医の説明に同席して、治療の目的や選択肢を一緒に確認しましょう。通院での薬物療法が続くときは、体調の悪い日に家事や付き添いを引き受けることも支えになります。家族自身の不安を一人で抱える必要はありません。当協会の無料相談などで、気持ちを話してみてください。

詳しくは 無料相談で整理できること を参照してください。

出典

本記事の医学的な事実と統計は、次の公的機関の一次情報に基づいています(2026年10月閲覧)。

本記事で示した数値出典
診断数 19,945例(2023年)がん統計「子宮体部」
死亡数 3,136人(2024年)がん統計「子宮体部」
5年相対生存率 全体81.1%、限局94.9%、領域70.4%、遠隔21.3%(2018年診断例)全国がん登録生存率データ(最新データ〈進行度別〉)
診断時の進行度の割合 限局67.0%、領域18.0%、遠隔9.6%(2018年診断例)同上
経過観察の目安 治療終了から1〜3年は3〜6カ月ごと、4〜5年は6〜12カ月ごと子宮体がん 療養
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