前立腺がんの余命とステージ4・骨転移の治療の選択肢

prostate cancer

前立腺がんの骨転移や治療の不安をご相談ください

この記事でわかること

自宅で男性がタブレットを見ながらノートに書き留めている様子

前立腺がんはステージ4で骨に転移していても、ホルモン療法を中心に治療を続けられ、痛みや骨を守る治療もあります。余命・症状・選択肢を公的機関の情報で確認できます。

前立腺がんはステージ4と言われても、できることがある

診察室で年配の夫婦が男性医師の説明を聞いている様子

「前立腺がんのステージ4で、骨に転移していると言われた」「余命はどのくらいなのか」。この章では、ステージ4や末期がどの状態を指すのかを公的機関の情報で整理し、この記事で扱う範囲を示します。骨に転移した段階でも、治療とケアの選択肢は残っています。

前立腺がんの「ステージ4」「末期」とは、どの状態を指すのか

前立腺がんのステージ4は、所属リンパ節への転移または遠隔転移がある状態と示す図解

前立腺がんのステージ4とは、がんが前立腺の近くのリンパ節に転移しているか、骨や遠くのリンパ節、肺や肝臓などの離れた臓器に転移している状態です。前立腺がんのステージはⅠ期からⅣ期に分けられ、がんの広がり、リンパ節への転移、遠隔転移の組み合わせで決まります(出典:「前立腺がん 治療」)。

医学的に「末期」という区分はなく、ステージ4でもホルモン療法を中心とした治療の対象になる人がほとんどです。「ステージ4=何もできない」ではありません。まずは自分のステージを確認しましょう。

この記事でわかる範囲と、情報の時点

図書館の閲覧席で男性がタブレットと開いた資料を確認している様子

この記事では、前立腺がんの原因から症状、悪性度を示すグリーソンスコア、ステージ別の5年生存率、検査、治療法、そして骨に転移したときの選択肢までを、一覧で把握できるようにまとめています。医学的な事実は国立がん研究センターがん情報サービスの「前立腺がん」と全国がん登録のデータを根拠にし、当協会の立場からの情報とは分けて書いています。

生存率は過去の診断例の数値なので、これから治療を受ける人にそのまま当てはまるとは限りません。目安として読んでください。気になる章から読んでください。

骨に転移していても、選択肢の整理はこれから始められる

自宅で夫婦がノートを囲み、「今からできることを一緒に整理」と伝える写真

「骨に転移している」と告げられると、もう治療の手立てがないように感じてしまう方は少なくありません。しかし前立腺がんは、男性ホルモンの働きで進む性質があり、その働きを抑えるホルモン療法が、骨に転移した場合でも治療の中心です。骨転移の痛みをやわらげる薬や放射線治療、骨折を防ぐための治療もあります。

標準治療をサポートする形で統合医療を組み合わせるという考え方もあります。大切なのは、選択肢を整理して主治医に確認することです。当協会ではその整理を無料で一緒に行っています。

前立腺がんの原因と、なりやすい人の特徴

年配の男性が医師に話し、医師がメモを取りながら聞いている様子

前立腺がんには、公的機関が明らかにしている危険因子と、まだ研究段階の要因があります。この章では、わかっている危険因子と、予防や検診の現状を整理します。

家族歴と高年齢が、明らかになっている危険因子

前立腺がんの明らかな危険因子として家族歴と高年齢を挙げ、必ず発症するわけではないと伝える図解

前立腺がんのリスクを高める要因として明らかにされているのは、家族や血縁者に前立腺がんにかかった人がいること(家族歴)と、高年齢です(出典:「前立腺がん 予防・検診」)。そのほかにも、肥満やカルシウムの過剰摂取などの食品、喫煙などについて多くの研究が行われていますが、まだ明らかではありません。

父親や兄弟に前立腺がんの人がいる方は、年齢を重ねたら、検査について医師に相談してみるとよいでしょう。年齢とともに増えるがんのため、50歳を過ぎたら、排尿の変化などにも気を配っておくと安心です。

特有の予防法はなく、PSA検診はメリットとデメリットを理解して受ける

男性が女性医師から検査に関する説明を聞いている様子

前立腺がん全般については、現在のところ特有の予防法は確立されていません。日本人を対象とした研究では、がん全般の予防として禁煙、節酒、バランスのよい食事、活発な身体活動、適正な体形の維持、感染の予防が有効とされています。また、厚生労働省の指針で定められた前立腺がんの検診はありません。

ただし、職場や市区町村、人間ドックでPSA検査を受ける機会はあり、そのメリットとデメリットを理解したうえで受けることが大切です。気になる症状があれば、早めに受診してください。家族歴がある方は、とくに意識しておきましょう。

前立腺がんの初期症状と、進行したときの症状

自宅で男性がノートに記録しながら妻に体調のことを話している様子

前立腺がんは、早期には自覚症状がないことが多いがんです。この章では、初期の特徴と、よく似た症状が出る前立腺肥大症との違い、進行したときの症状を整理します。

早期は自覚症状がないことが多い

早期の前立腺がんでは自覚症状がないこともあると伝える、新聞を読む男性と医師への相談のイラスト

早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がありません(出典:「前立腺がんについて」)。そのため、PSA検査などをきっかけに見つかることが多いがんです。全国がん登録の2018年診断例では、診断時にがんが前立腺にとどまる「限局」が約60%を占め、離れた臓器に転移した「遠隔」で見つかったのは約13%でした。

早い段階で見つかれば、適切な治療で治癒が望めるとされています。症状がなくても、検査で指摘された数値はそのまま放置しないでください。気になることは早めに相談しましょう。

排尿の症状と、前立腺肥大症との違い

前立腺がんは悪性、前立腺肥大症は良性で、症状だけでは判別できないと示す比較図

前立腺がんでも、尿が出にくい、排尿の回数が多いといった症状が出ることがあります。ただし、同じような排尿の症状は、加齢とともに多くみられる前立腺肥大症でも起こります。前立腺肥大症は前立腺が大きくなる良性の病気で、前立腺がんとはまったく別の病気です。

肥大症ががんに変わることはありませんが、肥大症の治療中に前立腺がんが見つかるなど、2つの病気が並行して起こることもあります。「年のせい」と決めつけず、気になる症状があれば泌尿器科で相談してください。症状の記録が役立ちます。

進行すると現れる血尿・排尿痛・骨転移による腰痛

血尿、排尿痛、腰や骨の痛みを示し、気になる症状は受診するよう促すイラスト

前立腺がんが進行すると、排尿の症状に加えて、血尿や排尿痛がみられることがあります。また、骨に転移すると、腰痛などの骨の痛みが現れることがあります。

腰痛は年齢とともに多くなる症状のため、がんと結びつけずに様子を見てしまう人も少なくありません。気になる症状がある場合は、早めに泌尿器科を受診することが大切です。治療中の方も、新たな痛みが出たときは早めに担当医に伝えてください。

痛みには、やわらげるための治療が用意されています。我慢は禁物です。痛みの場所や強さをメモしておくと伝えやすくなります。

前立腺がんの性質と、悪性度を示すグリーソンスコア

前立腺がんの性質について資料を見ながら医師の説明を聞く年配の男性

前立腺がんは、ほかのがんと比べてゆっくり進むものが多い一方、悪性度にも幅があります。この章では、前立腺の働きと、前立腺がんの性質、悪性度を示すグリーソンスコアを整理します。

前立腺は男性だけにあり、PSAというタンパク質をつくる

PSAは前立腺でつくられるタンパク質であると示す、採血管と医師・男性のイラスト

前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱の出口側に尿道を取り囲むように位置し、後ろ側は直腸に接しています。栗の実のような形をしており、精液の一部となる前立腺液をつくっています。前立腺液にはPSAというタンパク質が含まれており、ほとんどは精液中に分泌されますが、ごく一部が血液中に取り込まれる仕組みです。

がんなどで前立腺の組織が壊れると、血液中のPSAが増えるため、PSA値が前立腺がんを見つける手がかりになります。PSA値は、診断だけでなく治療の効果や再発の確認にも使われるため、治療が始まってからも長く付き合っていく大切な数値になります。

比較的ゆっくり進むものが多く、寿命に影響しないがんもある

前立腺がんの進み方には個人差があると伝える、男性と医師の相談のイラスト

前立腺がんの多くは比較的ゆっくり進行し、早期に発見して適切な治療を行えば治癒が望めます。また、進行がゆっくりで、寿命に影響しないと考えられるがんもあります。ほかの病気で亡くなった人の病理解剖で初めて前立腺がんが見つかることがあり、これがラテントがんです。

一方で、進行すると精のうや膀胱、直腸など周囲の組織に広がったり、リンパ節や骨、肺や肝臓などに転移したりすることもあります。同じ前立腺がんでも、性質には大きな幅があります。自分のがんの性質に合った治療を選びましょう。

グリーソンスコア6・7・8〜10で変わる悪性度

グリーソンスコアは悪性度の目安で、6は低い、7は中くらい、8〜10は高いと示す図解

前立腺がんのほとんどは腺がんで、顕微鏡で見たがん組織の形によって悪性度を判定します。前立腺がんには悪性度の異なるがんが同時に発生することが多いため、組織のパターンの割合と悪性度からスコアを出す「グリーソンスコア」が使われます。スコアの目安は、6が悪性度の低いがん、7が中くらい、8〜10が悪性度の高いがんです。

グリーソンスコアは、PSA値やがんの広がりと組み合わせて、治療方針を決めるリスク分類に使われます。自分のスコアを主治医に確認しておきましょう。結果の見方も聞いておくと安心です。

ステージ別の状態と、5年生存率・余命の目安

家族とともに前立腺がんの病期や見通しについて医師へ相談する年配の男性

「前立腺がんの余命はどのくらいか」は、最も多く検索されている疑問です。この章では、ステージ分類とリスク分類、全国がん登録にもとづく5年相対生存率を示し、その数字をどう読むべきかを整理します。

ステージ1〜4の分類と、リスク分類

PSA値、グリーソンスコア、がんの広がりを用いたリスク分類で治療方針を考える図解
ステージ主な状態
Ⅰ期がんが前立腺内にとどまり、片側の半分以下にとどまるなど小さい(T1、T2a)
Ⅱ期がんが前立腺内にとどまるが、片側の半分を超えるか左右両側に広がっている(T2b、T2c)
Ⅲ期がんが前立腺をおおう膜を越えて広がっている、または周囲の組織に広がっている(T3、T4)
Ⅳ期所属リンパ節への転移がある、または骨や遠くの臓器などへの転移がある

前立腺がんのステージは、がんの広がり(T)、リンパ節への転移(N)、遠隔転移(M)の組み合わせで決まります。がんが前立腺内にとどまっていればⅠ期またはⅡ期、前立腺をおおう膜を越えたり周囲に広がったりしていればⅢ期、リンパ節や骨などに転移があればⅣ期です。

転移のない前立腺がんでは、T分類、グリーソンスコア、PSA値などから「超低リスク」から「超高リスク」までのリスク分類を行い、治療方針を決めていきます。自分のステージとリスク分類を主治医に確認しておくと、治療方針の説明を理解しやすくなります。

全国がん登録にみる、前立腺がんの5年相対生存率

2018年診断の全国・男性・全進行度の前立腺がんの5年相対生存率95.7%と、個人の余命を示す数字ではないことを示す図解
進行度(2018年診断例)対象者数5年相対生存率
全体82,967例95.7%
限局(前立腺にとどまる)49,690例100%
領域(周囲の組織・リンパ節に広がる)14,028例98.7%
遠隔(離れた臓器に転移)10,423例55.9%

2023年に前立腺がんと診断されたのは102,094例、2024年の死亡数は13,670人です(出典:「前立腺 がん統計」)。全国がん登録の2018年診断例では、5年相対生存率は全体で95.7%でした。

進行度別では、限局で100%、領域で98.7%、離れた臓器に転移した遠隔でも55.9%です。ほかの多くのがんと比べて、遠隔転移があっても比較的長い期間をかけて治療と向き合う人が多いことがわかります。一方で、遠隔転移があると見通しが厳しくなるのも事実で、だからこそ治療を続けることが大切です。

生存率の数字の読み方と、余命が数字どおりにならない理由

生存率は個人の余命ではないことを伝える、集団と個人のアイコンと男性が医師へ相談するイラスト

5年相対生存率は、がん以外の死因の影響を除いて、診断から5年後に生存している割合を示す集団の指標です。前立腺がんは高齢で診断される人が多いため、実際の寿命には持病や年齢も大きく関わります。全国がん登録の「遠隔」はステージ4とも完全には一致せず、2018年に診断された人の過去の数値で、その後の治療の進歩は反映されていません。

個人の経過は、グリーソンスコアやホルモン療法の効き方によって大きく変わります。数字は見通しの目安として受け止めてください。余命も期限ではありません。

進行の仕方と、骨転移・再発の特徴

今後の受診について看護師と予約資料を確認する年配の男性

前立腺がんは、リンパ節や骨に転移しやすいがんです。この章では、転移しやすい場所と、PSA値で見つかる再発、ホルモン療法が効きにくくなる「再燃」について整理します。

リンパ節や骨に転移しやすく、肺・肝臓・脳に転移することもある

骨とリンパ節のアイコンを添え、転移の広がりを医師と確認する男性のイラスト

前立腺がんは進行すると、精のうや膀胱、直腸など周囲の組織に広がることがあります。また、リンパ節や骨に転移することがあり、肺、肝臓、脳などに遠隔転移することもあります。骨に転移すると起こりやすいのが、腰痛などの骨の痛みや、骨が弱くなることによる骨折です。

骨転移の有無は、骨シンチグラフィなどの画像検査で調べます。骨転移があっても、ホルモン療法を中心とした治療と、骨を守る治療を組み合わせて続けていきます。痛みの変化は早めに伝えてください。

がんが転移したと告げられたときの考え方や治療の選択は、次の記事でも整理しています。

がんが転移したときの可能性と治療の選択

再発の多くは、PSA値の上昇で見つかる

複数の資料を見ながらPSA値の変化を主治医と確認する男性のイラスト

前立腺がんの再発は、症状や画像検査で見つかることはまれで、多くはPSA値の上昇によって見つかります。手術のみを受けた場合は、2〜4週あけて測ったPSA値が2回連続して0.2ng/mLを超えると再発が疑われ、放射線治療や内分泌療法を検討します。

放射線治療のみを受けた場合に再発が疑われるのは、PSAの最低値から2.0ng/mL以上上昇したときです。PSA値には測定誤差もあるため、一度の上昇で慌てず、主治医と経過を確認していきましょう。冷静に経過を見ていきましょう。

ホルモン療法が効きにくくなる「再燃」と、去勢抵抗性前立腺がん

前立腺がんの再燃後の治療について夫婦で医師の説明を聞く場面

ホルモン療法は、長く続けていると次第に効果が弱まり、落ち着いていた病状がぶり返すことがあります。これが「再燃」で、ホルモン療法の効果が弱いと診断されたがんが去勢抵抗性前立腺がんです。再燃した場合は、ホルモン療法の薬を変更したり、新しいタイプのホルモン治療薬や細胞障害性抗がん薬を使ったりします。

再燃は治療の終わりではなく、次の治療に切り替える合図です。PSA値の変化を主治医と一緒に確認しながら、次の選択肢を相談していきましょう。焦らず相談していきましょう。

再発や再燃を告げられたときの治療の選択については、次の記事でも整理しています。

がんが再発したときの治療の選択

前立腺がんの検査方法

CT検査室で検査前の説明を受ける年配の男性

前立腺がんの診断は、血液検査のPSAから始まり、画像検査と生検で確定する流れが一般的です。この章では、それぞれの検査で何を調べるのかを整理します。

PSA検査と直腸診、年齢ごとの基準値

PSA値だけではがんと断定できないことを伝える、採血管と医師・男性の図解

前立腺がんではまず血液検査でPSA値を測定し、基準値を超えているときは直腸診を行います(出典:「前立腺がん 検査」)。PSAの基準値は一般的には4.0ng/mL以下とされますが、年齢とともに上昇することを考慮して、50〜64歳で3.0、65〜69歳で3.5、70歳以上で4.0ng/mL以下が推奨されています。

ただし、PSA値は前立腺肥大症や前立腺炎などでも上がり、基準値以下でもがんが見つかることがあります。直腸診は、医師が指で前立腺の表面の状態を確かめる検査です。

MRI・CT・骨シンチグラフィで、広がりと骨転移を調べる

必要に応じた画像検査としてMRI、CT、骨シンチグラフィの装置を示す図解

画像検査では、MRI検査、CT検査、骨シンチグラフィなどを必要に応じて行います。MRI検査では、がんの有無や場所、がんが前立腺の外に広がっていないか、リンパ節などに転移がないかを調べます。CT検査はリンパ節や離れた臓器への転移、骨シンチグラフィは骨転移の有無を調べる検査です。

CTやMRIでは造影剤を使うことがあるため、薬でアレルギー反応を起こした経験がある方は、必ず担当医に伝えてください。これらの結果をもとに、ステージが決まります。検査の目的を一つずつ確認しておくと、結果の説明も理解しやすくなります。

確定診断は、前立腺生検で行う

病理検査室で顕微鏡を使ってスライドを確認する医療従事者

PSA値や直腸診、MRI検査などから前立腺がんが疑われる場合は、診断を確定するために前立腺生検を行います。肛門から超音波の器具を入れて画像を見ながら、前立腺に細い針を刺して複数カ所の組織を採取し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べます。最近は、MRIの画像を組み合わせて異常部位をねらう方法も選択肢です。

合併症として血尿や血便、精液に血が混じることがあり、生検のあとに発熱などがあれば、すぐに担当医に伝えることが大切です。感染予防のため、生検前に抗菌薬を服用します。生検でがんが見つからなくても、PSA値の上昇が続けば再び生検を行うことがあります。

前立腺がんの治療方法と費用感

治療費について資料と電卓を用いて相談員へ相談する夫婦

前立腺がんは治療の選択肢が多く、自分で治療を選ぶ場面も多いがんです。この章では、公的機関が示す標準治療の役割と、標準治療に統合医療を組み合わせる考え方、費用の面で知っておきたいことを整理します。

すぐに治療しない監視療法と、フォーカルセラピー

今後の検査や治療の方針について手帳を見ながら医師に相談する男性

前立腺がんには、症状がないまま経過して最終的に死亡の原因とならない「おとなしいがん」があることがわかっています。そのため、すぐに治療を始める必要がないと判断されるがんには、あえて治療をせずに経過を観察する監視療法が選ばれることがあります。

監視療法では、直腸診を6カ月ごとに行い、PSA値を初めの2年は3カ月ごと、以降は6カ月ごとに測定して変化を確認するのが目安です。また、正常な組織をできるだけ残してがんの部分だけを治療するフォーカルセラピーという方法もあります。どれを選ぶかは主治医と相談します。

手術、前立腺全摘除術とロボット手術

手術前の説明を医師から聞く年配の男性と成人の息子

手術では、前立腺と精のうを摘出し、膀胱と尿道をつなぎ合わせる前立腺全摘除術を行います。手術の方法は開腹手術、腹腔鏡手術、ロボット手術の3つで、近年増えているのはロボット手術です。主な合併症は尿失禁と性機能障害で、尿失禁は多くの場合、手術後数カ月続きますが、半年ほどで生活に支障のない程度に回復するとされています。

手術の費用は保険診療の対象で、高額療養費制度により自己負担には上限があります。合併症の見通しも含めて、主治医と十分に話し合って選びましょう。納得できるまで質問してかまいません。

放射線治療、外照射と組織内照射

放射線治療装置のある部屋で、治療前の説明を受ける年配の男性

放射線治療には、体の外から前立腺に照射する外照射療法と、放射線を出す小さな線源を前立腺の中に入れて体内から照射する組織内照射療法があります。外照射療法の選択肢は、コンピューターで照射範囲を細かく制御して直腸や膀胱への影響を減らす方法や、短期間で終わる方法、粒子線治療などです。

悪性度が比較的高い中間リスクや高リスクのがんでは、放射線治療と同時やその前後に内分泌療法(ホルモン療法)を行うことがあります。副作用には頻尿や排尿・排便時の痛みなどがあります。副作用は担当医に確認しましょう。

内分泌療法(ホルモン療法)と、新しいホルモン治療薬

ホルモン療法は男性ホルモンの分泌や働きを抑えると伝える、医師と男性の相談のイラスト

前立腺がんには、精巣や副腎から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)の作用で進行する性質があります。内分泌療法は、男性ホルモンの分泌や働きを妨げる薬によって、がんの勢いを抑える治療です。手術や放射線治療が難しい場合や、がんがほかの臓器に転移した場合に、治療の中心として行われます。

近年は、男性ホルモンの働きをより強く抑える新しいタイプのホルモン治療薬が複数登場し、治療の選択肢が広がっています。主な副作用は、ほてりや発汗、性機能障害、骨への影響などです。症状は担当医に伝えましょう。

細胞障害性抗がん薬と、遺伝子検査にもとづく治療

遺伝子検査と治療の適応を医師へ確認する男性のイラスト

内分泌療法が効きにくい場合や転移がみられる場合に検討するのが、細胞障害性抗がん薬による治療です。以前はホルモン療法の効果がなくなったがんに使われていましたが、近年は、転移が見つかった最初の段階からホルモン療法と組み合わせて使われることもあります。

また、ホルモン療法が効きにくい転移性のがんでは、BRCA1やBRCA2などの遺伝子の変異を調べ、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬による治療を行うこともあります。検査を受けられるかを主治医に確認しておきましょう。

統合医療・自然療法を組み合わせるという選択肢

生活上の工夫について家族とともに医師に相談する男性

統合医療は、厚生労働省の検討会で「近代西洋医学を前提として、これに補完代替療法や伝統医学等を組み合わせて更にQOLを向上させる医療」と位置づけられています。標準治療をサポートする形で、食事の改善、運動、温熱療法、心のケアなどを組み合わせる考え方です。

補完代替療法の多くは自由診療で、自己負担が増えることがあります。ホルモン療法は長く続けることが多く、骨や体重、気分にも影響するため、体調管理の工夫を取り入れる方も少なくありません。取り入れるものは必ず主治医に伝え、根拠と費用を確認して選んでください。

当協会は、この定義に基づき、標準治療をサポートする形で信頼性の高い補完代替療法の情報を整理・提供している一般社団法人です。医師や大学教授が理事を務め、特定の商品や治療法を勧めることはありません。協会が紹介している療法の分類は、次のページで確認できます。

協会推奨の代替療法

ステージ4・骨に転移したときの選択肢

治療と暮らしの希望について医師・看護師と話し合う夫婦

「ステージ4で骨に転移している。余命と治療の選択肢を知りたい」。この章では、その問いに沿って、骨転移があるときの治療、痛みをやわらげる方法、骨を守る治療、副作用への対処、療養の場所、主治医への確認事項を順に整理します。

骨転移があっても、ホルモン療法を中心に治療が続けられる

骨転移があっても治療の選択肢を相談するよう伝える、男性と医師のイラスト

骨に転移したステージ4の前立腺がんでも、男性ホルモンの働きを抑える内分泌療法が治療の中心です。近年は新しいタイプのホルモン治療薬や細胞障害性抗がん薬を、転移が見つかった最初の段階から組み合わせて使うことも注目されています。

効果が弱まって再燃した場合も、薬を切り替えて治療を続けていきます。全国がん登録でも、遠隔転移がある前立腺がんの5年相対生存率は55.9%で、長い期間をかけて治療と向き合う人が多いがんです。治療は長く続くことが多いため、生活との両立も主治医と相談しましょう。

ステージ4と告げられ、「これからの治療を一人で決めなければ」と焦っていた60代の男性は、当協会の相談で急かされずに話を聞いてもらい、選択肢の整理と主治医に確認すべきことを一緒に考えたことで、納得して治療に向き合えたと話しています(当協会「ご相談者の声」より)。

骨転移の痛みをやわらげる薬と放射線治療

腰に手を添えて痛みの場所を医師に伝える年配の男性

骨転移による痛みには、鎮痛薬を使って痛みを和らげ、痛みの強さに応じて医療用麻薬も使用します。痛みが一部の範囲に限られているときは、放射線治療の外照射療法が効果的とされ、骨折を予防する目的で行うこともあります。「痛み止めは最後の手段」と考えて我慢してしまう人もいますが、つらさを減らすことは眠りや食事、体を動かすことを保つことにつながるでしょう。

痛みの場所や強さ、出る時間帯をメモして伝えると、薬の調整がしやすくなります。痛みを我慢せず伝えることが、生活の質を保つことにつながります。気になる変化があれば、次の診察を待たずに連絡してください。

骨転移に対する骨修飾薬と、ラジウム223による治療

薬の適応や副作用について医師と看護師に質問する年配の男性

骨転移を伴うときは、骨転移の進行を抑える薬(骨修飾薬)を用いることがあります。また、内分泌療法が効きにくく、病巣が骨転移のみの場合には、放射性医薬品の塩化ラジウム223による治療を行うこともあります。

静脈に注射したラジウムが骨転移の部位に集まり、そこで放射線を出してがんに効果をもたらすとされる治療です。こうした骨を守る治療は、痛みや骨折を防ぎ、自分の足で歩ける生活を保つことにもつながります。

対象になるかを主治医に確認してみてください。治療の目的と副作用もあわせて聞いておきましょう。

治療の副作用と、排尿・性機能の悩みへの対処

治療に伴う体の変化や副作用について看護師に相談する夫婦

前立腺がんの治療では、排尿や性機能に関わる副作用が出ることがあります。手術後の尿もれには、肛門を締める骨盤底筋体操などのリハビリテーションや尿もれ用パッドで対応し、多くは時間とともに改善していくものです。

ホルモン療法では、ほてりや発汗、性機能障害、骨への影響などが起こることがあり、症状が強い場合は薬の変更を検討することもあります。男性としてのつらい気持ちや悩みは人に話しにくいものですが、担当医や看護師に伝えることで対処法が見つかることがあります。パートナーと一緒に相談するのも一つの方法です。

薬物療法の副作用との付き合い方は、次の記事でも整理しています。

抗がん剤の副作用について

在宅緩和ケアと緩和ケア病棟(ホスピス)から、療養の場所を選ぶ

自宅のベッドで家族とともに訪問看護師と話す年配の男性

緩和ケア/支持療法は、決して終末期だけのものではなく、がんと診断されたときから、治療とともにいつでも受けることができます。病状が進んで療養の場所を考える段階では、自宅での在宅緩和ケア、緩和ケア病棟(ホスピス)、一般病棟という3つの中から選べます。

在宅緩和ケアは、訪問診療や訪問看護を組み合わせ、住み慣れた家で症状に対応してもらう方法です。緩和ケア病棟は医療者が常にそばにいるため、症状が強いときの安心感が大きくなります。本人の希望と家族の負担を合わせて考えましょう。

主治医に確認しておきたい質問と、セカンドオピニオン

質問をまとめた手帳を開き、主治医に希望や疑問を伝える男性

整理しておきたいのは、ステージとグリーソンスコア、ホルモン療法の種類と期間、再燃したときの次の治療、骨転移の痛みや骨折への対策、遺伝子検査を受けられるか、副作用と生活への影響、といった点です。前立腺がんは治療の選択肢が増え、自分で治療を選ぶ場面が多くなっています。メリットとデメリットを理解できるまで、何度でも確認しましょう。

担当医の意見を別の角度から聞きたいときには、セカンドオピニオンを受けることもできます。質問を紙に書いて持参すると安心です。ご家族が一緒に説明を聞くと、あとで内容を確かめ合えます。

当協会に寄せられた前立腺がんの相談事例と無料相談

家族とともに相談員の説明を聞く年配の男性

一般社団法人日本がん難病サポート協会には、前立腺がんでステージ4と診断された方からのご相談も寄せられています。この章では、実際の相談事例と、無料相談で一緒に整理できることをご紹介します。

ステージ4で化学療法を予定していた、73歳男性の相談事例

年配の男性と家族が相談員に話を聞く相談事例のイメージイラスト

当協会に相談された73歳の男性は、ステージ4の前立腺がんと診断され、化学療法を予定していました。ご相談は「標準治療とは別に、補助的な処置や抗がん剤の副作用を軽くするのに役立つ療法はないか」というものでした。

相談を通じて選択肢を整理し、自然療法を中心に取り組まれた結果、4カ月目から数値が改善し始め、10カ月目以降はほぼ安全な数値を保たれています。これは当協会に寄せられた個人の相談事例であり、同じ経過をたどることを保証するものではありません。当協会は標準治療をやめることを勧めるものではありません。

ご家族だけの相談、匿名・オンラインでも相談できる

自宅でノートを取りながらオンライン相談を受ける男性

当協会の無料相談は、電話(平日9時〜18時)、メール(365日24時間受付)、オンラインや対面に対応しています。匿名でも可能で、ご本人が同席されないご家族だけのご相談も歓迎しています。前立腺がんは高齢の方に多いため、お子さんや配偶者の方が先にご相談されることも少なくありません。

「何から考えればいいかわからない」という状態のままで構いません。当協会は医療機関ではなく、診断や治療は行いません。公的機関の情報をもとに考え方を整理し、主治医との対話を後押しすることが役割です。

父の治療のことでご家族だけで相談された40代の男性からは、「家の中では出せない気持ちを第三者に話せるだけで、こんなに軽くなるものかと思いました」という声が届いています(当協会「ご相談者の声」より)。同じ立場の方の声は、次のページでも紹介しています。

ご相談者からのお便り

無料相談で一緒に整理できること

治療の選択肢、主治医への質問、暮らしの希望を相談員と整理する男性のイラスト

無料相談では、提示されている治療の選択肢の整理、次の診察で主治医に確認したい質問の書き出し、副作用や痛みとの付き合い方、これからの時間の過ごし方、ご家族との関わり方などをお話しいただけます。統合医療や補完代替療法について気になる情報があれば、公的機関の情報をもとに見極め方を一緒に考えます。特定の商品や治療法の勧誘は行っていません。

前立腺がんは治療を自分で選ぶ場面が多いがんです。一人で決めなければと焦る前に、まずは一度お話しください。ご家族だけのご相談も歓迎しています。

【まとめ】 前立腺がんはステージ4でも、選択肢を整理すれば今できることが見えてくる

緑のある公園を家族と穏やかに歩く年配の男性

前立腺がんは多くが比較的ゆっくり進むがんで、全国がん登録の2018年診断例では5年相対生存率は全体で95.7%、遠隔転移があっても55.9%です。ステージ4で骨に転移していても、男性ホルモンの働きを抑える内分泌療法を中心に、新しいホルモン治療薬や抗がん薬、骨を守る治療を組み合わせて治療を続けられます。

骨転移の痛みには薬や放射線治療があり、緩和ケアを受けられるのは診断されたときからです。標準治療をサポートする形で統合医療を組み合わせる道もあります。まずは主治医に確認したいことを整理するところから始めてみてください。

骨に転移していても、まずは無料相談でお話しください

相談者の話を聞きながらメモを取る男性の相談スタッフ

前立腺がんでステージ4と言われ、骨転移や余命のことが頭から離れない、治療の選択肢が多くて決めきれない、ご家族としてどう支えればいいかわからない。当協会には、そうした段階の方からのご相談が多く寄せられています。公的機関の情報をもとに、選択肢と主治医に確認したいことを一緒に整理し、主治医との対話を後押しします。

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お電話でのご相談は 03-5657-0995(平日9時〜18時)。メールでのご相談は365日24時間受け付けています。ご家族だけのご相談も可能です。

ほかの部位の相談事例は「がんの部位別事例一覧」でも紹介しています。

よくある質問

自宅で夫婦が医師へ聞きたいことをノートにまとめる場面

前立腺がんステージ4の余命はどのくらいですか?

2018年診断の全国・男性の前立腺がんの進行度「遠隔」の5年相対生存率55.9%と、ステージ4とは完全には一致せず個人の余命ではないことを示す図解

余命を一律に示す公的な数値はありません。全国がん登録の2018年診断例では、離れた臓器に転移した「遠隔」の前立腺がんの5年相対生存率は55.9%です。ただし過去の集団の平均であり、その後の治療の進歩は反映されていません。グリーソンスコアやホルモン療法の効き方、年齢や持病でも経過は変わります。

詳しくは 生存率の数字の読み方 を参照してください。

前立腺がんがステージ4で骨に転移しています。余命と治療の選択肢は?

骨転移がある場合の治療について息子とともに医師へ相談する年配の男性

骨転移があっても、男性ホルモンの働きを抑える内分泌療法が治療の中心で、新しいホルモン治療薬や抗がん薬を組み合わせることもあります。痛みには鎮痛薬や放射線治療、骨転移には骨修飾薬などの治療もあります。余命は一律ではないため、見通しは主治医に確認してください。痛みは我慢せず伝えましょう。

詳しくは 骨転移があるときの治療 を参照してください。

前立腺がんのステージはどう決まりますか?

病期を決めるTNM分類のTはがんの広がり、Nは所属リンパ節への転移、Mは遠隔転移と示す図解

がんの広がり(T)、リンパ節への転移(N)、遠隔転移(M)の組み合わせで決まります。前立腺内にとどまればⅠ期またはⅡ期、前立腺をおおう膜を越えたり周囲に広がったりすればⅢ期、リンパ節や骨などに転移があればⅣ期です。転移がない場合はリスク分類も使い、治療方針を決めます。

詳しくは ステージとリスク分類 を参照してください。

前立腺がんの検査方法は何ですか?

採血管、顕微鏡、検査予約票を添え、検査の目的を一つずつ医師と確認する男性のイラスト

まず血液検査でPSA値を測り、基準値を超えていれば直腸診を行います。疑いがあればMRIで確認し、最終的には前立腺生検で診断を確定します。がんの広がりや転移を調べるのは、MRIやCT、骨シンチグラフィなどの画像検査です。PSA値はがん以外の病気でも上がることがあります。

詳しくは PSA検査と直腸診 を参照してください。

グリーソンスコア7の前立腺がんは転移しやすいですか?

グリーソンスコア7などのスコアだけでは転移を判断できないと伝える、医師と男性の相談のイラスト

グリーソンスコア7は、悪性度が中くらいとされるがんです。転移や進行のしやすさは、スコアだけでなくPSA値やがんの広がりも合わせたリスク分類で判断します。スコア7の場合は中間リスクに分類されることが多く、監視療法、手術、放射線治療などから、主治医と相談して治療を選びます。

詳しくは グリーソンスコア を参照してください。

グリーソンスコア8の前立腺がんの治療法は?

治療の組み合わせや方針について夫婦で医師に相談する場面

グリーソンスコア8〜10は悪性度の高いがんとされ、転移がなければ高リスク以上に分類されます。治療は手術や放射線治療が選択肢となり、放射線治療を行う場合は内分泌療法を併用することが推奨されています。複数の治療を組み合わせることもあるため、それぞれの利点と欠点を主治医に確認しましょう。

詳しくは 放射線治療の方法 を参照してください。

前立腺がんの手術後の尿もれは治りますか?

尿漏れへの対応について看護師に相談する年配の男性

手術直後は尿道の締まりが悪くなり、咳をしたときなどに尿がもれることがあります。多くの場合は手術後数カ月続きますが、半年ほどで生活に支障のない程度に回復するとされています。骨盤底筋体操などのリハビリテーションや尿もれ用パッドで対応し、改善しにくい場合は担当医に治療を相談してください。

詳しくは 手術と合併症 を参照してください。

ホルモン療法が効かなくなったら、もう治療はできないのですか?

再燃したときも次の選択肢を医師と相談するよう伝えるイラスト

いいえ。ホルモン療法の効果が弱まって病状がぶり返すことを「再燃」といいますが、その場合はホルモン療法の薬を変更したり、新しいタイプのホルモン治療薬や細胞障害性抗がん薬を使ったりします。遺伝子検査の結果によっては、分子標的薬などが使えることもあります。次の選択肢を主治医と相談しましょう。

詳しくは 再燃と次の治療 を参照してください。

家族が前立腺がんと診断されたら、家族にできることは何ですか?

自宅で家族の話に耳を傾けながら希望を伝える年配の男性

まず本人の気持ちと希望を聞き、主治医の説明に同席して治療の目的や選択肢を一緒に確認することです。前立腺がんは治療を自分で選ぶ場面が多く、副作用には人に話しにくい悩みもあります。本人の気持ちに寄り添い、家族自身の不安も一人で抱えず、当協会の無料相談などで話してください。

詳しくは 無料相談で整理できること を参照してください。

出典

本記事の医学的な事実と統計は、次の公的機関の一次情報に基づいています(2026年10月閲覧)。

本記事で示した数値出典
診断数 102,094例(2023年)、死亡数 13,670人(2024年)がん統計「前立腺」
5年相対生存率 全体95.7%、限局100%、領域98.7%、遠隔55.9%(2018年診断例)全国がん登録生存率データ(最新データ〈進行度別〉)
診断時の進行度の割合 限局59.9%、領域16.9%、遠隔12.6%(2018年診断例)同上
PSAの基準値(4.0ng/mL以下、50〜64歳3.0、65〜69歳3.5、70歳以上4.0)前立腺がん 検査
再発の目安(手術後PSA 0.2ng/mL超が2回連続、放射線治療後は最低値から2.0ng/mL以上の上昇)前立腺がん 治療 「再発した場合の治療」
監視療法のPSA測定間隔(初めの2年は3カ月ごと、以降6カ月ごと)前立腺がん 治療 「監視療法」
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