口腔がんステージ4(末期)の余命と、再発後にできること

oral cancer

口腔がんの再発後の不安をご相談ください

この記事でわかること

自宅で資料を読み、質問をノートにまとめる女性のイメージ写真

口腔がんのステージ4は、遠隔転移のない段階も含みます。再発して標準治療が難しいと言われても、薬物療法や遺伝子パネル検査、緩和ケアなど確認できることがあります。公的機関の情報をもとに整理しました。

口腔がんはステージ4や再発と言われても、できることがある

診察室で男性の話を聞く医師のイメージ写真

「口腔がんがステージ4と言われた」「上顎がんが手術後に再発し、標準治療は終わりと告げられた。何かできることはないのか」。この章では、口腔がんのステージ4がどの状態を指すのかを公的機関の情報で整理し、この記事で扱う範囲を示します。再発したあとにも、確認できることと受けられるケアがあります。

口腔がんの「ステージ4」「末期」とは、どの状態を指すのか

口腔がんのⅣA期・ⅣB期は遠隔転移なし、ⅣC期は遠隔転移ありと示す図

口腔がんのステージ4は、ⅣA期、ⅣB期、ⅣC期の3つに分かれます。ⅣA期とⅣB期は、がんがあごの骨など周りの組織に広がった状態や、首のリンパ節への転移が進んだ状態。遠くの臓器に転移があるのは、ⅣC期だけです(出典:「口腔がんの検査・診断について」)。

つまり、ステージ4と言われても、遠隔転移があるとは限りません。医学的に「末期」という区分もないのです。遠隔転移のないⅣA期やⅣB期では、手術が標準治療とされています。まずは、自分がどの段階にあたるのかを確認しましょう。

この記事でわかる範囲と、情報の時点

病気を知る、治療を知る、相談を考えるという記事の見取り図

この記事では、口腔がんの原因から症状、種類、ステージ別の5年生存率、検査、治療法、そして再発したときや標準治療の継続が難しいと言われたときの選択肢までをまとめました。医学的な事実は、国立がん研究センターの「口腔がん」の解説とがん情報サービスの「舌がん」、全国がん登録のデータを根拠にし、当協会の立場からの情報とは分けて書いています。

口腔がんのうち最も多い舌がんの情報を、治療の説明の土台にしています。生存率は過去の診断例の数値で、これから治療を受ける人にそのまま当てはまるとは限りません。目安として読んでください。

「標準治療は終わり」と言われても、確認できることは残っている

主治医に確認したい、治療を続けられない理由、残る治療の選択肢、受けられるケア

「これ以上の治療はありません」と告げられると、もう何もできないように感じてしまう方は少なくありません。しかし口腔がんでは、標準治療が終了した場合に、使える薬を調べる遺伝子パネル検査が保険で受けられます。条件が合えば検討できる、保険診療の治療もあります。

痛みや食事のつらさを和らげる緩和ケアは、がんの治療ができるかどうかにかかわらず受けられるもの。標準治療をサポートする形で統合医療を組み合わせるという考え方もあります。大切なのは、理由と残る選択肢を主治医に確認することです。当協会では、その整理を無料でお手伝いしています。

口腔がんの原因と、なりやすい人の特徴

洗面台で歯ブラシを手に取る口腔ケアのイメージ写真

口腔がんは、喫煙や飲酒、口の中の状態との関わりが深いがんです。この章では、わかっている発生要因と、予防や検診の現状を整理します。

喫煙と飲酒、口の中の不衛生が主な発生要因

口腔がんと関連する主な要因として喫煙、飲酒、口腔内の不衛生を示す図

口腔がんの発生には、喫煙、飲酒、口の中の不衛生、炎症などが関係しているといわれています(出典:「口腔がんの原因・症状について」)。最大の危険因子は喫煙で、飲酒がそれに次ぐ要因。両方の習慣がある人では、危険性がさらに高まることもわかっています。

歯みがきをしていない、治療していない虫歯があるなど、口の中が細菌で汚れた状態も、発症しやすさにつながります。合わない入れ歯による慢性的な刺激も要因の一つ。ただし、要因に当てはまる人が必ず発症するわけではありません。原因を探して、自分を責める必要はないのです。

予防は禁煙・節酒と口の中の清潔、指針で定められた検診はない

禁煙、節酒、口の清潔という予防のための習慣を示すイラスト

口腔がんは、喫煙や飲酒などの生活習慣を改め、口の中を清潔に保つことで予防につながるがんです。禁煙と節酒は、治療中も治療後も続けることが勧められています。再発や、ほかのがんを併発するリスクを減らすためです。

一方、舌がんを含む口腔がんには、国の指針で定められた検診がありません。口の中は、鏡を使って自分で確認できる場所。ふだんからチェックし、気になる症状が続くときは、耳鼻咽喉科や歯科口腔外科などを早めに受診してください。歯科での定期的な確認も、早く見つける助けになります。

口腔がんの初期症状と、進行したときの症状

口の変化について診察室で相談する女性のイメージ写真

口腔がんは、初期には痛みや出血を伴わないことが多く、口内炎と間違えやすいがんです。この章では、気づくためのサインと、進行したときにあらわれる症状を整理します。

治りにくい口内炎や、粘膜の赤・白の変色がサインになる

口内炎が2週間治らないときは自己判断せず受診を促す図

口腔がんでは、がんができた部分の粘膜が赤くなったり、白く変色したり、形が変わったりします(出典:「口腔がん」)。口の中に硬いしこりができる、口内炎がなかなか治らないといった症状があらわれることも。歯ぐきにできた場合は、歯がぐらつく、入れ歯が合わなくなるといった変化が起こります。

初期には痛みや出血をほとんど伴わないため、口内炎だと思って放置してしまうケースも少なくありません。2週間たっても治らない口内炎は、注意したいサイン。白い病変(白板症)や赤い病変(紅板症)は、がんになる可能性がある状態です。迷ったときは、早めに受診しましょう。

進行すると、痛み、出血、口の開けにくさ、首のしこりがあらわれる

食べづらさも早めに伝えるというコピーを添えた、女性と看護師の相談のイメージ写真

がんが進行すると、粘膜のただれ、痛みや出血、口が開けにくい、食事が飲み込みにくい、話しにくいといった症状があらわれます。食べることや話すことに直結する症状です。我慢せず、早めに担当医へ伝えてください。

あごの下や首すじにできた痛みのないしこりは、リンパ節への転移の可能性があります。首のしこりに気づいたときも、放置は禁物。こうした症状は、ほかの病気でも起こるものです。症状だけで、がんの進み具合を判断することはできません。つらさを和らげる緩和ケアは、診断されたときから受けられます。

口腔がんの種類と性質

医師と書類を確認しながら質問する男性のイメージ写真

口腔がんは、口の中のどこにできるかによって呼び名が変わります。この章では、できる場所による分類と、「上顎がん」という言葉の整理、診断される人の数を示します。

口腔がんは、舌・歯ぐき・頬・上あご・口の底にできる

口腔がんができる場所の例として舌、歯ぐき、頬の内側を示す図

口腔がんは、口の中にできるがんの総称です。舌、上下の歯ぐき(歯肉)、頬の内側(頬粘膜)、口の中の天井の硬い部分(硬口蓋)、舌と下の歯ぐきの間(口腔底)にできます。約90%は、粘膜から発生する扁平上皮がんです。

日本人に最も多いのは舌がんで、口腔がん全体の約55%を占めます。舌がんができやすいのは、舌の両脇。首のリンパ節に転移することがあるのも、口腔がんの特徴です。どこにできたがんなのかによって、手術で切除する範囲や、治療後に影響が出る機能は変わります。診断名に書かれた部位を、主治医に確かめておきましょう。

「上顎がん」と言われたときに確認したい、がんの場所

上あごの歯ぐき、硬口蓋、上顎洞のうち、がんが発生した場所を確認するための図

「上顎がん」という言葉は、上あごにできるがんを指して使われます。口腔がんのなかでは、上あごの歯ぐきにできる上歯肉がん(上顎歯肉がん)と、口の中の天井の硬い部分にできる硬口蓋がんが、上あごのがんにあたります。

上あごの骨の内側にあるのが、上顎洞という空洞です。鼻の周りの骨の中にある空洞の一つで、口の中とは別の場所。口腔がんが進行して上顎洞まで広がると、ステージ4(ⅣA期)に分類されます。「上顎がん」と言われたときは、がんがどの場所から発生したのかを主治医に確認してください。場所によって、治療の進め方が変わるためです。

診断される人の数と、重複がんが多いという特徴

静かな机で資料を読み、ノートに情報を整理する男性のイメージ写真

口腔がんは、統計上「口腔・咽頭」としてまとめて集計されています。2023年に診断されたのは23,771例で、男性16,813例、女性6,957例(出典:「がん統計 口腔・咽頭」)。口腔がんに含まれるそれぞれのがんは、診断される人が少ない希少がんです。

口腔がんは、咽頭がんや喉頭がん、食道がん、肺がんと重複することが多いことも知られています。喫煙や飲酒が、これらのがんの発生要因でもあるためです。そのため、治療の前だけでなく治療後にも、ほかのがんの検査が必要。検査の範囲が広く感じられても、見落としを防ぐための確認といえます。

ステージ別の状態と、5年生存率・余命の目安

今後の見通しについて主治医と話し合う男性と家族のイメージ写真

「ステージ4と言われたけれど、あとどのくらい生きられるのか」。この章では、口腔がんのステージの分類と、全国がん登録の進行度別5年生存率、数字の読み方を整理します。

0期〜ⅣC期の分類と、ⅣA期・ⅣB期・ⅣC期の違い

病期を決める観点として、がんの大きさ・深さ、首のリンパ節転移、遠隔転移を示す図
ステージ主な状態(舌がんの分類をもとに作成)
0期〜Ⅱ期(早期がん)がんが上皮内や、発生した場所の近くにとどまっている。リンパ節転移はない
Ⅲ期(局所進行がん)がんがさらに大きく・深くなっている。または、がんと同じ側の首のリンパ節に3cm以下の転移が1個ある
ⅣA期(局所進行がん)がんがあごの骨を貫く、上顎洞や顔の皮膚に広がるなどの状態にある。または、3cmを超える転移や複数の転移など、リンパ節転移が進んでいる
ⅣB期(局所進行がん)がんが頭蓋底に広がる、内頸動脈の周りを囲むなど、さらに広い範囲に及んでいる。または、6cmを超える転移や、リンパ節の外まで広がる転移がある
ⅣC期(遠隔転移を伴う進行がん)遠くの臓器に転移がある

口腔がんのステージは、がんの大きさや深さ(T)、首のリンパ節への転移(N)、遠くの臓器への転移(M)の組み合わせで決まります。0期からⅣC期まであり、0期・Ⅰ期・Ⅱ期が早期がんです。数字が大きいほど、進行した状態を示します。

Ⅲ期・ⅣA期・ⅣB期は、遠隔転移のない「局所進行がん」。遠くの臓器に転移があると、ⅣC期になります。同じ「ステージ4」でも、治療の目標は大きく異なるのです。局所進行がんでは手術、遠隔転移がある場合は薬物療法が検討されます。

A・B・Cのどれにあたるのかを、主治医に確かめておくと安心でしょう。

全国がん登録にみる、口腔・咽頭がんの5年相対生存率

生存率は対象と年次も確認というコピーを添えた、資料を読む女性のイメージ写真
進行度(2018年診断例)5年相対生存率診断時の割合
限局(発生した臓器にとどまる)86.9%35.2%
領域(近くのリンパ節や周りの組織に広がる)56.3%52.7%
遠隔(離れた臓器に転移)13.5%4.6%
全体63.9%―

全国がん登録では、2018年に診断された口腔・咽頭がん全体の5年相対生存率は63.9%です。進行度別にみると、発生した臓器にとどまる「限局」が86.9%、近くのリンパ節や周りの組織に広がった「領域」が56.3%、離れた臓器に転移した「遠隔」が13.5%でした。

口腔がんだけの数字ではなく、咽頭がんを含む値である点に注意が必要です。また、これはステージではなく「進行度」の数値。遠隔転移のないⅣA期・ⅣB期は、この表の「遠隔」にはあたりません。再発した場合の見通しも、この表からは読み取れないのです。

生存率の数字の読み方と、余命が数字どおりにならない理由

統計は集団の数字であり、見通しは主治医と相談することを伝える図

5年相対生存率は、あるがんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標の一つです。過去に診断された人の集団の数値であり、その後に使えるようになった薬の効果は十分に反映されていません。一人ひとりの経過を示すものではないのです。

口腔がんの薬物療法には、細胞障害性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬が使われています。余命は、ステージだけでなく、がんの場所や年齢、体の状態、治療の効き方でも変わるもの。数字だけで将来を決めつけないでください。見通しは、主治医に確かめるのが確実です。

進行の仕方と、転移・再発の特徴

通院時に体調のメモを看護師へ見せる男性

口腔がんは、首のリンパ節に転移しやすく、治療後に再発することもあるがんです。この章では、広がり方と、再発に気づくための経過観察、再発したときの治療を整理します。

首のリンパ節に転移することが多く、まれに肺などに転移する

がんの広がりを周囲の組織、首のリンパ節、離れた臓器に分けて示す図

口腔がんは、大きくなるにつれて深く広がり、あごの骨に及ぶこともあります。病気の進行によって、首のリンパ節に転移することがあるのも特徴です。舌がんでは、首のリンパ節への転移が多く、まれに肺に転移することも。

リンパ節への転移がある場合は、手術でリンパ節を周りの組織ごと取り除く頸部郭清術を行います。最初の手術のあとに、遅れてリンパ節転移が明らかになる場合もあります。転移があるからといって、治療の選択肢がなくなるわけではありません。気になる症状は、早めに主治医へ伝えてください。

治療後5年間は通院を続け、再発と重複がんを確認する

予定表を見ながら通院の予定を確認する女性

口腔がんは、再発が多いがんでもあります(出典:「口腔がんの療養について」)。治療後1年間は、1〜2カ月に1回程度の受診が目安。受診の間隔は広がっていきますが、5年間は継続して通院する必要があります。

咽頭がんや食道がん、肺がんなどを併発しやすく、治療から数年たって再発するケースもあるためです。通院では、超音波検査やCT検査、MRI検査などで、再発や転移、後遺症を確認。再発や併発のリスクを減らすために、治療後も禁煙し、飲酒を控えましょう。口の中の検診も、定期的に受けてください。

再発したときの治療は、体の状態と受けてきた治療で変わる

再発時の治療を考える際に、再発の場所や広がり、これまでの治療、今の体の状態を確認する図

再発したときの治療は、体の状態や、これまでどんな治療を受けてきたかによって異なります(出典:「舌がん 治療」)。手術や放射線治療が適応とされない再発や、遠隔転移がある場合に検討するのが、薬物療法です。

薬物療法では、免疫チェックポイント阻害薬を単独で使うか、細胞障害性抗がん薬と併用します。目的は、がんを小さくする、あるいは進行を遅らせること。ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)や、アルミノックス治療(光免疫療法)を検討することもあります。自分が受けられる治療を、担当医とよく相談しましょう。

再発を告げられたときの治療の選択については、次の記事も参考にしてください。

がんが再発したときの治療の選択

口腔がんの検査方法

検査について医師に質問する女性

口腔がんの検査は、がんかどうかを確定する検査と、広がりを調べる検査の2段階です。この章では、それぞれの検査でわかることを整理します。

視診・触診と病理検査で、がんかどうかを確定する

視診と触診を行い、病理検査でがんかどうかを診断する流れを示す図

口腔がんは、目で見たり触れたりできる場所にできるがん。そのため、まず視診で舌や粘膜に白い部分や赤い部分がないかを調べ、触診でしこりや首のリンパ節への転移がないかを確認します。問診では、喫煙や飲酒の習慣も聞かれます。

がんが疑われた場合、確定診断に欠かせないのが病理検査。病変を綿棒で軽くこすって採る細胞診と、麻酔をして組織の一部を切り取る組織生検があります。診断率が高い組織生検が、確定診断によく用いられる方法です。検査への不安は、事前に伝えておいてかまいません。

X線・CT・MRI・PETで、がんの広がりと転移を調べる

画像検査でがんの広がりと転移の有無を調べることを示す図

がんの大きさや広がり、リンパ節や遠くの臓器への転移を調べるために、画像検査を行います。パノラマX線検査は、歯肉がんなどがあごの骨に及んでいないかをみる検査。CT検査では、がんの位置や大きさ、周りへの広がり、リンパ節転移を確認します。

MRI検査は、骨や歯以外の軟らかい組織の状態を細かく診断できる検査です。全身への広がりは、PET-CT検査で確認。重複がんを調べるために、胃カメラなどの内視鏡検査を行うこともあります。どの検査で何を調べるのか、主治医に尋ねてみてください。目的がわかると、結果の説明も理解しやすくなるでしょう。

口腔がんの治療方法と費用感

治療費について相談員の説明を聞く夫婦

口腔がんの治療には、手術、放射線治療、薬物療法があります。この章では、治療の選び方とそれぞれの治療、費用、標準治療に統合医療を組み合わせる考え方を整理します。

治療の基本は手術、進行度に応じて放射線治療や薬を組み合わせる

手術、放射線治療、薬物療法の組み合わせを相談する図

口腔がんの治療法は、がんができた場所や種類、進行の度合いによって異なります(出典:「口腔がんの治療について」)。ほとんどの口腔がんで、標準治療は手術。がんを切除する手術は、ステージ0からⅣB期までの標準治療とされています。

進行度によっては、手術のあとに放射線治療と抗がん薬を併用することがあります。病気の広がりから手術が難しいと判断される場合に選ばれるのが、化学放射線治療。食べる、話すといった機能を保ちたいという希望も、治療を考えるうえで大切な要素です。何を優先したいのかを、主治医に伝えてください。

手術、がんの切除と頸部郭清術、再建手術

手術前に切除の範囲、再建の必要性、術後の生活を確認する図

手術では、確実にがんを取り除くために、がんの周りの正常な組織も一緒に切除します。がんが骨まで広がっている場合は、骨も切除の対象です。首のリンパ節に転移がある場合は、リンパ節を周りの組織ごと取り除く頸部郭清術を行います。

切除して欠けた部分を補うのが、再建手術。体の別の部分の組織を移植する方法が一般的です。切除の範囲が広いと、手術後に飲み込む機能が低下するため、リハビリテーションが必要になります。早期であれば、機能への影響は少なく、治癒が十分に見込めるとされています。失うものと残せるものを、手術の前に担当医とよく確認してください。

放射線治療と化学放射線治療

治療中の気になる症状を看護師へ相談する男性

手術でがんを取りきれなかった場合や、首のリンパ節に転移がある場合には、術後化学放射線治療が勧められています。放射線治療と抗がん薬を併用し、手術後の再発を防ぐための治療です。外から照射する場合は、6〜7週間かけて行います。

治療中は、唾液の減少、口の乾燥、味覚障害、粘膜炎による痛みなどが起こることがあります。治療後、何年かたってから、抜歯をきっかけにあごの骨の骨髄炎になることも。治療が終わったあとも口の中を清潔に保ち、歯科を受診するときは放射線治療を受けたことを伝えましょう。気になる症状は、主治医に相談してください。

薬物療法、再発・転移で使われる薬

いつもと違う症状があるときは医療スタッフへ相談するよう促す図

薬物療法は、手術や放射線治療の適応がない場合に検討されます。使う薬は、細胞障害性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の3種類。薬物療法を行うかどうかも含めて、本人の希望や体の状態を踏まえ、担当医と話し合って決めます。

副作用は、薬によって異なります。免疫チェックポイント阻害薬は、治療の直後だけでなく、数カ月後や治療を終えてから起こることもある薬。いつもと違う症状を感じたら、すぐに医師や薬剤師、看護師へ相談してください。起こりうる副作用を、事前に知っておくと安心です。

治療費は保険診療が基本、高額療養費制度で自己負担に上限がある

治療費について相談する女性と、費用の不安も相談できることを伝える言葉

口腔がんの手術、放射線治療、薬物療法などの標準治療は、保険診療で受けられます。医療費が一定額以上になった場合は、高額療養費制度を利用して、自己負担限度額までの支払いとすることが可能です。

一方、がん情報サービスは、舌がんの免疫療法で効果が証明されているのは免疫チェックポイント阻害薬を使う薬物療法のみで、そのほかの免疫療法で効果が証明されたものはないとしています。自由診療を検討するときは、効果の根拠と費用を確かめてください。費用の不安は、ソーシャルワーカーやがん相談支援センターにも相談できます。

統合医療・自然療法を組み合わせるという選択肢

補完的な療法を取り入れる前に、主治医への連絡、効果の根拠、かかる費用を確認する図

統合医療は、厚生労働省の検討会で「近代西洋医学を前提として、これに補完代替療法や伝統医学等を組み合わせて更にQOLを向上させる医療」と位置づけられています。標準治療をサポートする形で、食事の改善、運動、温熱療法、心のケアなどを組み合わせる考え方です。

補完代替療法の多くは自由診療で、自己負担が増えることも少なくありません。口腔がんでは食事がとりにくくなることがあるため、栄養や体力を保つ工夫を取り入れる方もいます。取り入れるものは必ず主治医に伝え、根拠と費用を確認して選んでください。

当協会は、この定義に基づき、標準治療をサポートする形で信頼性の高い補完代替療法の情報を整理・提供している一般社団法人です。医師や大学教授が理事を務め、特定の商品や治療法を勧めることはありません。協会が紹介している療法の分類は、次のページで確認できます。

協会推奨の代替療法

再発したとき・標準治療の継続が難しいと言われたときの選択肢

家族と一緒に治療や生活についての資料を確認する男性

「上顎がんが手術後に再発し、標準治療は終わりと言われた。何かできることはあるのか」。この章では、その問いに沿って、確認したいこと、再発に対する治療、遺伝子パネル検査と臨床試験、つらさを和らげるケア、療養の場所、主治医への確認事項を順に整理します。

「標準治療の継続が難しい」と言われたら、まず理由を確認する

治療を続けられない理由、ほかの治療、受けられるケアを確認する三つの質問を示す図

手術後に再発すると、同じ治療をもう一度行うことが難しい場合があります。再発した場所や広がり、これまでに受けた治療、体の状態によって、受けられる治療が変わるためです。まずは、なぜ続けられないのかを主治医に尋ねてください。

あわせて、ほかに検討できる治療があるか、これから受けられるケアは何かも確かめましょう。がんそのものへの治療に区切りがついても、症状を和らげる医療は続きます。「見放された」と感じてしまう方もいますが、治療の区切りは医療の終わりではありません。聞きたいことは、紙に書いて持参するのがお勧めです。

余命1年と告げられ、諦めるしかないと思っていた60代の男性は、当協会の相談で「この状況でもまだやれることがたくさんある」と助言を受け、専門家に最後まで継続的に支えてもらえたと話しています(当協会「ご相談者の声」より)。余命を告げられたときの考え方や選択肢は、次の記事にもまとめました。

末期がんで余命宣告されてからの選択肢

再発・遠隔転移に対する薬物療法と、BNCT・光免疫療法

再発後の薬物療法、BNCT、光免疫療法について、受けられる条件を確認しながら相談する図

手術や放射線治療が適応とされない再発や遠隔転移に対しては、薬物療法を検討します。根治が難しい場合でも、がんを小さくする、進行を遅らせるという目的で行う治療。体の状態によっては、行わない判断になることもあります。

手術が適さない頭頸部がんの局所再発には、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)が保険診療で受けられるようになりました。切除できない局所進行・局所再発には、薬とレーザー光を使うアルミノックス治療(光免疫療法)もあります。ただし、受けられる条件や施設は限られています。対象になるかどうかを、担当医に確認してください。

遺伝子パネル検査と臨床試験という選択肢

遺伝子パネル検査や臨床試験の条件を担当医に確認する図

標準治療がない、または終了した場合には、「遺伝子パネル検査」が保険で受けられます。がんの遺伝子を調べ、治療に使える薬があるかどうかを確認する検査です。受けるかどうかは、まず担当医に相談してください。がん相談支援センターでも相談できます。

研究段階の治療である臨床試験に、参加できる場合もあります。がん情報サービスの「がんの臨床試験を探す」では、参加者を募集している試験を調べることが可能。口腔がんは希少がんにあたるため、全国の希少がんセンターにある電話相談窓口「希少がんホットライン」も利用できます。情報を集めて、主治医と検討しましょう。

痛みや食事のつらさをやわらげる、緩和ケアと支持療法

緩和ケアは診断時から利用でき、つらさを我慢せず相談することを伝えるイラスト

緩和ケアは、診断時から行われるすべてのがん治療の土台です。がんそのものによる症状や、心と体のつらさを和らげるために行います。がんへの治療に区切りがついたあとも、続けて受けられる医療です。

口から十分に食べられず体力が落ちるときは、おなかから胃へ管を通す胃ろうで、栄養や薬を補う方法があります。口の中を清潔に保つことも、感染症を防ぐために欠かせません。がんの広がりで息の通り道が狭くなった場合は、気管に穴をあけて気道を確保する処置を行うことも。痛みや食事のつらさは、我慢せず早めに伝えてください。

緩和ケアの話が出て目の前が真っ暗になったという70代の男性も、「緩和ケアはつらさを和らげながら自分らしく過ごすための医療」という考え方を知って誤解が解けたと話しています(当協会「ご相談者の声」より)。

食べる・話す機能を支えるリハビリテーション

食べることや話すことを支える言語聴覚士、管理栄養士、歯科の専門職を示すイラスト

口腔がんの治療後は、言葉をはっきり話しにくくなったり、食べ物をかむ・飲み込む機能が低下したりすることがあります。こうした機能を回復させるために行うのが、リハビリテーション。言語聴覚士、管理栄養士、歯科医師や歯科衛生士などが、チームで支えます。

飲み込む機能が落ちているときは、食べ物にとろみをつける、一口の量を少なくするといった工夫が誤嚥の予防に役立ちます。舌と上あごのすき間を埋める入れ歯のような装置を使って、発音や飲み込みを助ける方法も。口の機能は、栄養状態や生活の質に直結します。焦らず、できることから続けてください。

在宅緩和ケアと緩和ケア病棟(ホスピス)から、療養の場所を選ぶ

自宅で看護師と療養について話す夫婦

緩和ケアを受ける場は、通院、入院、在宅療養の3つです(出典:「緩和ケア」)。緩和ケア病棟は、できる限り普段に近い暮らしができるように作られた病棟で、つらさが和らげば自宅に戻ることも可能です。

入院を待つ人がいる場合もあるため、早めに担当医へ相談しましょう。自宅で過ごす場合は、訪問診療や訪問看護などのサービスを整える必要があります。療養の場所や利用できる制度については、がん相談支援センターでも相談可能。どこで過ごすかに、一つの正解はありません。本人の希望と家族の負担を、合わせて考えていきます。

緩和ケアやホスピスをすすめられたときに検討したいことは、次の記事をご覧ください。

緩和ケア・ホスピスをすすめられたときの対処法

主治医に確認しておきたい質問と、セカンドオピニオン

診察前に聞きたいことを書き出しておく夫婦

確認しておきたいのは、再発した場所と広がり、これまでの治療を続けられない理由、ほかに検討できる治療、遺伝子パネル検査を受けられるか、痛みや食事のつらさへの対処、これからの療養の場所、といった点です。納得して次の一歩を選ぶための、大切な準備になります。

ご家族が同席すれば、あとで内容を確かめ合えるでしょう。別の医師の意見を聞くセカンドオピニオンは、納得して治療を受けるために認められている仕組み(出典:「セカンドオピニオン」)。担当医に気を遣ったり、遠慮したりする必要はありません。

当協会に寄せられた上顎がんの相談事例と無料相談

相談員に治療や暮らしの悩みを話す夫婦

一般社団法人日本がん難病サポート協会には、口腔がんが再発し、標準治療の継続が難しいと言われた方からのご相談も寄せられています。この章では、実際の相談事例と、無料相談で一緒に整理できることをご紹介します。

手術後に再発し、標準治療の継続が難しいと告げられた70歳男性の相談事例

落ち着いた相談室で相談員の話を聞く高齢の男性

当協会に相談された70歳の男性は、ステージ4の上顎がんと診断され、手術のあとに再発した方です。余命は半年と告げられ、標準治療の継続が難しい状態でした。

相談を通じて選択肢を整理し、自然療法をメインに取り組まれた結果、8カ月が経過したころに腫瘍が著しく縮小したと伺っています。これは当協会に寄せられた個人の相談事例であり、同じ経過をたどることを保証するものではありません。当協会は、標準治療をやめることを勧めるものでもありません。

症状を和らげる医療や主治医への確認は、続けていただくことが前提です。

ご家族だけの相談、匿名・オンラインでも相談できる

自宅でオンライン相談を受けながらメモを取る女性

当協会の無料相談は、電話(平日9時〜18時)、メール(365日24時間受付)、オンラインや対面に対応しています。匿名でも可能で、ご本人が同席されないご家族だけのご相談も歓迎です。話しにくさがある方は、メールでご相談いただけます。

口腔がんでは、食べることや話すこと、顔まわりの変化など、暮らしに直結する悩みを抱える方も多いもの。「何から考えればいいかわからない」という状態のままで構いません。当協会は医療機関ではなく、診断や治療は行いません。公的機関の情報をもとに考え方を整理し、主治医との対話を後押しすることが役割です。

末期がんのお母さまを支えていた50代の女性からは、「残された時間の過ごし方という重い話から逃げずに一緒に考えてもらえたことが支えになった」という声が届いています(当協会「ご相談者の声」より)。同じ立場の方の声は、次のページもあわせてご覧ください。

ご相談者からのお便り

無料相談で一緒に整理できること

相談で選択肢、聞きたいこと、暮らしの悩みを一緒に整理するイラスト

無料相談では、残っている選択肢の整理、次の診察で主治医に確認したい質問の書き出し、食事や痛みとの付き合い方、これからの時間の過ごし方、ご家族との関わり方などをお話しいただけます。

統合医療や補完代替療法について気になる情報があれば、公的機関の情報をもとに見極め方を一緒に考えましょう。特定の商品や治療法の勧誘は行っていません。治療の区切りを告げられた直後は、気持ちの整理が追いつかないもの。一人で抱え込む前に、まずは一度お話しください。ご家族だけのご相談も歓迎しています。

【まとめ】 口腔がんはステージ4でも、選択肢を整理すれば今できることが見えてくる

自宅のテーブルで今後について話す夫婦

口腔がんは、治りにくい口内炎や粘膜の変色が気づくきっかけになり、進行すると痛みや口の開けにくさがあらわれるがんです。全国がん登録の2018年診断例では、口腔・咽頭がんの5年相対生存率は全体で63.9%、離れた臓器に転移した「遠隔」では13.5%でした。

ステージ4にはⅣA期・ⅣB期・ⅣC期があり、遠隔転移があるのはⅣC期だけ。再発して標準治療の継続が難しいと言われた場合も、薬物療法や遺伝子パネル検査、つらさを和らげる緩和ケアといった確認できることが残っています。標準治療をサポートする形で統合医療を組み合わせる道もあります。まずは、主治医に確認したいことを整理するところから始めてみてください。

治療の区切りを告げられても、まずは無料相談でお話しください

スマートフォンで相談先を確認する女性

口腔がんが再発した、標準治療の継続が難しいと言われた、余命のことが頭から離れない、食事や会話のことが不安、ご家族としてどう支えればいいかわからない。当協会には、そうした段階の方からのご相談が多く寄せられています。公的機関の情報をもとに、選択肢と主治医に確認したいことを一緒に整理し、主治医との対話を後押しします。

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お電話でのご相談は 03-5657-0995(平日9時〜18時)。メールでのご相談は365日24時間受け付けています。ご家族だけのご相談も可能です。

ほかの部位の相談事例は「がんの部位別事例一覧」でも紹介しています。

よくある質問

相談したいことをノートに書き出す女性

上顎がんが手術後に再発し、標準治療を打ち切られました。何かできることはありますか?

医師へ相談する男性と、これから受けられるケアを確かめることを伝える言葉

あります。まず、治療を続けられない理由と、ほかに検討できる治療があるかを主治医に確認しましょう。再発には薬物療法のほか、条件が合えばBNCTや光免疫療法が検討されます。標準治療が終了した場合は、遺伝子パネル検査も保険で受けられます。痛みや食事のつらさを和らげる緩和ケアは、続けて受けられる医療です。

詳しくは まず理由を確認する を参照してください。

口腔がんステージ4(末期)の余命はどのくらいですか?

病気の見通しは一人ひとり違うため、主治医に確かめることを伝える図

余命を一律に示す公的な数値はありません。全国がん登録の2018年診断例では、離れた臓器に転移した「遠隔」の口腔・咽頭がんの5年相対生存率は13.5%でした。ただし、ステージ4には遠隔転移のないⅣA期・ⅣB期も含まれ、咽頭がんを含む数字でもあります。見通しは、主治医に確かめてください。

詳しくは 口腔・咽頭がんの5年相対生存率 を参照してください。

口腔がんのステージ4は、すべて遠隔転移があるのですか?

ステージ4のうち、IVA期とIVB期は遠隔転移がなく、IVC期は遠隔転移があることを比較する図

いいえ。口腔がんのステージ4は、ⅣA期・ⅣB期・ⅣC期に分かれ、遠くの臓器に転移があるのはⅣC期だけです。ⅣA期とⅣB期は、がんがあごの骨など周りの組織に広がった状態や、首のリンパ節への転移が進んだ状態。局所進行がんにあたり、手術が標準治療とされています。見通しは、主治医に確かめてください。

詳しくは ⅣA期・ⅣB期・ⅣC期の違い を参照してください。

口腔がんの初期症状は何ですか?

鏡で口元の変化を確認する女性と、気になる変化は早めの受診を促す言葉

粘膜が赤くなる、白く変色する、形が変わるといった変化があらわれます。口の中に硬いしこりができる、口内炎がなかなか治らないという症状も。歯ぐきにできた場合は、歯がぐらつく、入れ歯が合わなくなることがあります。初期には痛みや出血をほとんど伴わないため、鏡で口の中を確認する習慣が役立ちます。

詳しくは 口腔がんのサイン を参照してください。

口腔がんと口内炎は、どうやって見分けますか?

見た目だけで判断せず、治らない口内炎は受診するよう促す図

見た目だけで見分けることは難しく、治るまでの期間が一つの目安になります。口腔がんは、初期には痛みや出血をほとんど伴わないことが多いとされています。2週間たっても口内炎が治らない場合は、注意が必要。硬いしこりを伴うときも、自己判断せず、耳鼻咽喉科や歯科口腔外科を受診してください。

詳しくは 口腔がんのサイン を参照してください。

口腔がんができやすい場所はどこですか?

歯科の診察室で医師に相談する男性

最も多いのは舌で、口腔がん全体の約55%を占めます。舌がんができやすいのは舌の両脇で、先端や中央にはあまりできません。ほかに、上下の歯ぐき、頬の内側、口の中の天井の硬い部分、舌と下の歯ぐきの間にもできます。口の中は鏡で確認できるため、ふだんからチェックしておきましょう。

詳しくは 口腔がんができる場所 を参照してください。

口腔がんの原因は何ですか?

禁煙、節酒、口の中を清潔に保つ習慣を示すイラスト

喫煙、飲酒、口の中の不衛生、炎症などが関係しているといわれています。最大の危険因子は喫煙で、飲酒がそれに次ぐ要因。両方の習慣がある人は、危険性がさらに高まります。治療していない虫歯や、合わない入れ歯による慢性的な刺激も要因の一つです。予防の基本は、禁煙と節酒、口の中を清潔に保つことになります。

詳しくは 口腔がんの発生要因 を参照してください。

口腔がんの手術のあと、食べたり話したりできますか?

食べることや話すことの悩みを専門職へ相談する男性

切除した範囲によって異なります。早期であれば、機能への影響は少ないとされています。切除の範囲が広い場合は、話しにくさや、かむ・飲み込む機能の低下が起こることも。言語聴覚士や管理栄養士、歯科医師などがチームで支えるリハビリテーションで、機能の回復を目指します。焦らず続けることが勧められています。

詳しくは 食べる・話す機能を支えるリハビリテーション を参照してください。

家族が口腔がんのステージ4と言われたら、家族にできることは何ですか?

自宅で男性の話に耳を傾ける家族

まず本人の気持ちと希望を聞き、主治医の説明に同席して、治療の目的や選択肢を一緒に確認しましょう。話しにくさがあるときは、筆談や身ぶりを交えて、急がせずに聞くことも支えになります。家族自身の不安を一人で抱える必要はありません。当協会の無料相談などで、気持ちを話してみてください。

詳しくは 無料相談で整理できること を参照してください。

出典

本記事の医学的な事実と統計は、次の公的機関の一次情報に基づいています(2026年10月閲覧)。

本記事で示した数値出典
口腔・咽頭がんの診断数 23,771例(男性16,813例、女性6,957例。2023年)がん統計「口腔・咽頭」
口腔・咽頭がんの死亡数 8,580人(2024年)がん統計「口腔・咽頭」
5年相対生存率 全体63.9%、限局86.9%、領域56.3%、遠隔13.5%(2018年診断例)全国がん登録生存率データ(最新データ〈進行度別〉)
診断時の進行度の割合 限局35.2%、領域52.7%、遠隔4.6%(2018年診断例)同上
口腔がんの約90%が扁平上皮がんがん情報サービス「口腔がん」
舌がんは口腔がん全体の約55%口腔がんの原因・症状について
治療後1年間は1〜2カ月に1回程度の受診、5年間の継続的な受診口腔がんの療養について
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