詳しく解説した記事
特にご相談の多いテーマは、判断の視点や主治医に確認したい質問の例まで掘り下げた解説記事をご用意しています。
解説記事 / 約3分
緩和ケアとは何ですか?治療をあきらめることですか?
緩和ケアは、がんに伴う体や心のつらさをやわらげるケアで、治療をあきらめることではありません。診断時から治療と並行して受けられ、早くから取り入れることで、つらさを...
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解説記事 / 約3分
モルヒネは緩和ケアでどのように使われますか?副作用や呼吸抑制は大丈夫ですか?
モルヒネ(医療用麻薬)は、がんの中等度〜高度の痛みに対して使われるオピオイドです。医師の管理のもと適切に使用すれば、精神的・身体的な依存がほとんど問題にならず、...
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解説記事 / 約3分
看取りとはどういう意味ですか?看取り介護・看取りケアとは何が違いますか?
「看取り」とは、治癒が見込めない方の最期の時期に寄り添い、その人らしい死を支えることを指します。「看取り介護」は介護施設・在宅の文脈で生活の質と本人の意思を重視...
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このカテゴリのその他のご質問
そのほかのご質問には、このページで直接お答えします。回答は「一般的な考え方」と「当協会としての見解」の2段式です。
ホスピスとはどのような場所ですか?緩和ケア病棟との違いも教えてください。
一般的な考え方
ホスピスとは、主にがん患者を対象に、身体と心の苦痛を和らげる治療とケアを専門的に提供する場所です。日本では「緩和ケア病棟」とほぼ同じ意味で使われており、厚生労働省が認定した施設では医療費が定額制となっています。治療によって病気を治すことを目的とするのではなく、痛みや不快な症状を和らげながら、その人らしく過ごすことを支えることを重視しています。また、緩和ケアは病棟への入院だけでなく、外来や在宅でも受けることができます。当協会としての見解
当協会は、ホスピス・緩和ケア病棟を「あきらめの場所」とは考えていません。痛みや呼吸困難などの苦痛を専門的に和らげながら、その方らしい時間を過ごすための医療の場であり、早期から利用することで生活の質が保たれる場合もあります。在宅との違い、費用の仕組み、入院のタイミングなど、選択肢を整理するお手伝いを中立の立場でできます。ご家族だけのご相談も無料で承っています。緩和ケアとはどのような医療ですか?具体的に何をしてもらえますか?
一般的な考え方
緩和ケアは、がんによる身体的・精神的な苦痛を和らげることを目的とした医療・ケアです。痛み、吐き気、呼吸困難といった身体症状のほか、将来への不安や気持ちのつらさにも対応します。重要なのは、緩和ケアは終末期だけのものではなく、「がんと診断されたときから」始めることができるという点です。外来・入院・在宅の3つの場で受けることができ、医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーなどのチームが連携して支えます。当協会としての見解
当協会は、緩和ケアを「あきらめ」や「終末期のもの」と受け取ってほしくないと考えています。緩和ケアはがんと診断されたときから始められる医療であり、痛みや吐き気・気持ちのつらさを和らげながら治療を続けるための選択肢です。「主治医に緩和ケアを勧められた意味がわからない」「どのタイミングで始めるべきか」といった疑問は、状況を整理することで見えやすくなります。ご本人・ご家族どちらのご相談も無料で承っています。痛み止めを使うことに不安がある場合はどうすればよいですか?
一般的な考え方
痛み止め(医療用麻薬を含む)は、医師の指示に従って適切に使えば、痛みを効果的にやわらげられ、中毒になることはまれとされています。眠気や便秘などの副作用には対策があります。不安な点は我慢せず、担当医や薬剤師に率直に相談しましょう。当協会としての見解
痛み止めへの不安から、つらさを我慢してしまう方もいます。当協会では、不安を整理し、担当医・薬剤師に確認すべき点を一緒に考えます。気持ちの面でも支えますので、無料の個別相談でお聞かせください。緩和ケアを受けながら統合医療を検討できますか?
一般的な考え方
緩和ケアを受けながら、統合医療や補完代替療法を検討することもできますが、症状をやわらげる薬などとの相互作用や安全性を確認する必要があります。取り入れたいものがあれば、必ず担当医や緩和ケアチームに伝えて相談することが大切です。当協会としての見解
当協会では、緩和ケアと併せて検討したい選択肢を中立に整理し、担当医への伝え方をお手伝いします。特定の療法を勧めることはありません。安全に考えたいときは、無料の個別相談でお聞かせください。痛みや苦しさを和らげながら、他の選択肢を考えることはできますか?
一般的な考え方
緩和ケアでつらい症状をやわらげながら、がんそのものへの治療や、これからの過ごし方を考えることはできます。痛みが和らぐことで、治療の選択や日常生活に向き合う余裕が生まれることもあります。症状は我慢せず、担当医や緩和ケアチームに伝えましょう。当協会としての見解
つらさを抱えたままでは、冷静に考えることも難しくなります。当協会では、症状の相談先の整理とあわせて、これからの選択を一緒に考えます。中立の立場で支えますので、無料の個別相談でお聞かせください。本人がホスピスを嫌がる場合、家族はどう話せばよいですか?
一般的な考え方
ご本人がホスピスを嫌がるときは、まずその不安や思いを否定せずに聴くことが大切です。ホスピスや緩和ケアが「治療をあきらめること」ではないと正しく伝え、担当医にも同席してもらって一緒に説明を聞くと、本人も家族も落ち着いて話し合いやすくなります。当協会としての見解
ご本人とご家族の思いがすれ違うのは、つらいことです。当協会では、双方のお気持ちを整理し、どう話し合えばよいかを一緒に考えます。どちらの選択も押し付けません。ご家族からのご相談も無料です。在宅療養を選ぶ場合、家族は何を準備すればよいですか?
一般的な考え方
在宅療養を選ぶ場合は、訪問診療や訪問看護の体制、急変時の連絡先、介護の分担、介護保険など利用できる制度を、あらかじめ担当医や相談窓口と確認しておくと安心です。家族だけで抱え込まず、地域の支援につなぐことが、無理のない療養につながります。当協会としての見解
在宅療養は、ご家族の不安や負担も大きいものです。当協会では、準備すべきことや相談先の整理をお手伝いし、ご家族が抱え込まずに済むよう支えます。ご家族からのご相談も無料で承っています。ホスピスを勧められたら、もう治療はできないのでしょうか?
一般的な考え方
ホスピス(緩和ケア病棟)を勧められても、治療がすべて終わったという意味とは限りません。緩和ケアは治療と並行しても受けられ、療養の場も在宅や外来など複数あります。今後の見通しや受けられる治療・ケアを、あらためて担当医に確認することが大切です。当協会としての見解
ホスピスという言葉に動揺されるのは自然なことです。当協会は、選択肢や確認すべき点を一緒に整理し、ご本人・ご家族が納得して過ごし方を選べるよう中立に支援します。無料の個別相談でお話を伺います。子宮頸がんの末期はどのような状態になりますか?
一般的な考え方
子宮頸がんが進行した状態では、骨盤内への広がりや遠隔転移が生じ、骨盤痛・腟からの出血・浮腫・腎機能障害などが現れることがあります。国立がん研究センターがん情報サービスによると、進行・再発した場合でも薬物療法(化学療法・免疫療法)の選択肢が検討されるとともに、症状を和らげる緩和ケアを並行して受けることが勧められています。においの悩みなどデリケートな症状も含め、緩和ケアチームや看護師に相談することが大切です。当協会としての見解
当協会は、子宮頸がんが進行した段階でも緩和ケアを並行して受けられることを重視しており、症状を抱えながら「我慢するしかない」と思わないでほしいと考えます。においや出血など、デリケートな症状についても遠慮なく緩和ケアチームや看護師に伝えることが、苦痛を和らげる第一歩です。「何を・どう伝えればいいか」の整理を、中立の立場でお手伝いします。ご本人でもご家族でも、無料の個別相談でお気持ちをお聞かせください。看取り期はどのくらいの期間ですか?平均的な看取り期間を教えてください。
一般的な考え方
「看取り期」とは、回復が見込めず死が近づいている段階を指し、一般的に数日から数週間程度とされることが多いですが、個人差が大きく明確な期間を定めることは難しいとされています。国立がん研究センターがん情報サービスによると、看取りの時期は病状・体力・療養場所などによって異なり、医療・介護チームが本人の状態を継続的に観察しながら家族と共有することが重要です。「あと何日か」という問いに明確な数字で答えることは医学的にも困難であり、その時々の状態を主治医や看護師に丁寧に確認することが勧められています。当協会としての見解
当協会は、「看取りまであとどのくらいか」という問いには医学的にも明確な数字で答えることが難しく、個人の状態を医療・介護チームが継続的に見守りながら共有していくことが重要だと考えています。「残りの時間をどう過ごしてほしいか」「家族として何ができるか」という問いを整理するお手伝いを、中立の立場で行います。制度的な準備や医療者への確認の仕方も含め、ご家族だけのご相談も無料で承っています。白血病の末期症状や亡くなり方について、家族としてどう準備すればよいですか?
一般的な考え方
白血病(急性・慢性)が進行した状態では、感染症・出血傾向・貧血・全身倦怠感などの症状が強くなる場合があります。国立がん研究センターがん情報サービスによると、治療が難しくなった段階でも、症状を和らげ本人の過ごし方を尊重することを目的とした緩和ケアを受けることができます。事前に「どこで・どのように最期を迎えたいか」について本人・家族・医療チームで話し合う(アドバンス・ケア・プランニング)ことが、その後の準備を助けるとされています。当協会としての見解
当協会は、白血病が進行した段階での準備は「あきらめ」ではなく、ご本人が望む過ごし方を実現するための大切なプロセスだと考えます。アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を通じて「どこで・どう過ごしたいか」を本人・家族・医療チームで話し合うことが、その後の療養を支えます。「何を準備すれば良いかわからない」「医師に何を確認すれば良いか」など、家族として動くべき具体的なステップを一緒に整理します。個別相談は無料です。終末期看護(看取り看護)では、看護師はどのようなケアを行いますか?
一般的な考え方
終末期看護(看取り看護)では、看護師は身体的苦痛の緩和(痛み・呼吸困難・口腔ケアなど)を中心に、精神的な支援、療養環境の整備、家族へのサポートを包括的に行います。国立がん研究センターがん情報サービスによると、緩和ケアにおける医療チームは医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーなどが連携し、患者本人だけでなく家族の不安や負担にも対応します。看護師は患者の状態変化を継続的に観察し、症状の変化を医師に伝える橋渡し役も担います。当協会としての見解
当協会は、看取り看護は「何もできなくなった段階」ではなく、身体的苦痛の緩和・精神的支援・家族サポートを包括的に提供する積極的なケアだと考えています。看護師は症状変化の観察と医師への橋渡し役も担い、患者本人だけでなく家族の不安にも対応します。当協会では緩和ケア病棟・在宅・一般病棟それぞれのケアの違いや、家族として看護師に何を頼めるかの整理をお手伝いします。無料の個別相談でお気軽にご相談ください。胃がんが末期の状態になったとき、本人や家族はどのように過ごし、どこに相談すればよいですか?
一般的な考え方
胃がんが進行した状態では、痛み・腹水・食欲低下・体重減少などの症状が生じることがあります。国立がん研究センターがん情報サービスによると、再発・転移が判明した場合でも薬物療法などの治療選択肢が検討されるほか、症状を和らげることを目的とした緩和ケアを診断時から並行して受けることが推奨されています。また、本人・家族が「どこで・どのように過ごしたいか」について、主治医や緩和ケアチームと早めに話し合うことが大切とされています。当協会としての見解
当協会は、胃がんが進行した状態でも「どう過ごすか」の選択肢を早めに整理することが大切だと考えています。緩和ケアは診断時から並行して利用できるものであり、「あきらめ」ではなく症状を和らげながら本人らしく過ごすための医療です。「在宅か入院か」「緩和ケアチームへの相談はいつすればよいか」など、今後の療養環境の選択について主治医への確認ポイントを一緒に整理します。ご家族だけのご相談も無料で承っています。多発性骨髄腫の末期はどのような状態になりますか?
一般的な考え方
多発性骨髄腫は、骨髄中の形質細胞ががん化する血液がんの一種です。国立がん研究センターがん情報サービスによると、治療が奏効しても再発する可能性が高く、病状が進んだ状態では骨の痛み・貧血・腎機能低下・感染症リスクの上昇などが生じます。病期が進行した場合でも、新規薬剤や分子標的薬を含む治療選択肢が検討されるとともに、症状を和らげることを目的とした緩和ケアを並行して受けることができます。経過は個人差があり、主治医との継続的な対話が重要です。当協会としての見解
当協会は、多発性骨髄腫は進行しても新しい治療選択肢が増えており、緩和ケアは「終わりを意味するもの」ではなく症状を和らげながら治療と並行できるものだと考えています。「これからどうなるか」「緩和ケアをいつから考えるか」という問いに、治療の選択肢の整理から在宅・入院の違いまで、一緒に向き合います。ご本人だけでなくご家族のご相談も無料で承っています。在宅医療・在宅緩和ケアを選ぶ場合、どのようなサービスが受けられますか?
一般的な考え方
在宅医療・在宅緩和ケアでは、医師や看護師などが定期的に自宅を訪問し、痛みや症状の管理、点滴・処置などを行います。国立がん研究センターがん情報サービスによると、在宅緩和ケアでは痛みや呼吸困難といった身体症状だけでなく、精神的な苦痛や家族関係・経済的な悩みにも対応するチームケアが提供されます。訪問診療・訪問看護・訪問リハビリに加え、ケアマネジャーや薬剤師も連携し、住み慣れた環境で自分らしく過ごすことを支える医療です。当協会としての見解
当協会は、在宅緩和ケアは「住み慣れた場所で自分らしく過ごす」という重要な選択肢であり、早期から検討できるものだと考えています。訪問診療・訪問看護・ケアマネジャーなどが連携して身体・精神・家族支援を包括的にカバーします。当協会では、在宅と緩和ケア病棟の使い分けや訪問診療の探し方、家族の負担を軽減するための情報整理をお手伝いします。「自宅でのケアが可能かどうか」も含め、無料の個別相談でご相談ください。大腸がんの末期状態はどのような経過をたどりますか?
一般的な考え方
大腸がんが進行した状態(いわゆる末期)では、腹膜播種・肝転移・肺転移などが生じ、腹水・腸閉塞・体重減少・全身倦怠感などの症状が現れることがあります。国立がん研究センターがん情報サービスによると、再発・転移が判明した場合も薬物療法による治療選択肢が検討されるほか、症状緩和を目的とした緩和ケアを並行して受けることが推奨されています。経過は個人差が大きく、病状・治療反応・全身状態によって異なります。当協会としての見解
当協会は、「末期」と言われた局面でも選択肢はあり、緩和ケアを早期から並行して受けることはあきらめではなく、本人の苦痛を和らげ過ごしやすくするための積極的な支援だと考えます。在宅・入院・ホスピスのどれが合うか、何を主治医に確認すれば良いかを整理するお手伝いを中立の立場で行います。「何もできることがない」と感じているご家族も、ぜひ無料の個別相談でお話をお聞かせください。緩和ケア病棟やホスピスの費用はどのくらいかかりますか?
一般的な考え方
緩和ケア病棟・ホスピスは、厚生労働省の認可を受けた施設では入院医療費が定額制(包括払い)となっています。そのため、一般の急性期病棟と異なり、治療内容が増えても医療費の自己負担額が大幅に変わりにくい仕組みです。ただし、食事代・個室料金(差額ベッド代)などは別途かかる場合があります。また、一定額を超えた医療費については高額療養費制度を利用して自己負担を抑えられる可能性もあります。具体的な費用は施設によって異なるため、入院前にソーシャルワーカーへの相談が勧められています。当協会としての見解
当協会は、緩和ケア病棟の費用は高額療養費制度の活用や施設ごとの定額制の仕組みを理解することで、事前に見通しを立てやすくなると考えます。差額ベッド代や食事代など実際にかかる費用の内訳、ソーシャルワーカーへの相談の進め方など、制度面を整理するお手伝いができます。費用だけでなく「本人・家族にとって何が納得できる選択か」も含め、無料の個別相談でご一緒に考えます。緩和ケア病棟と在宅療養はどう選べばよいですか?
一般的な考え方
緩和ケア病棟と在宅療養は、どちらが良いと一概には言えず、本人の希望、症状の状態、家族の状況、地域の医療・介護体制によって選び方が変わります。それぞれの特徴と備えを担当医や相談支援センターと確認し、本人の意向を中心に選ぶことが大切です。当協会としての見解
療養の場の選択は、ご家族にとっても重い決断です。当協会では、それぞれの特徴やご本人の希望を一緒に整理し、納得して選べるよう中立に支援します。迷われたら、無料の個別相談でお話しください。終末期の食事や栄養で家族ができることはありますか?
一般的な考え方
終末期は、無理に栄養をとらせるより、本人が食べたいものを食べたいときに少量、という考え方が大切にされます。食べられないことを過度に心配しすぎず、口を潤す、好きな味を楽しむなど、本人の負担にならない形で寄り添うことが支えになります。担当医や管理栄養士に相談できます。当協会としての見解
「少しでも食べてほしい」という思いと、ご本人の負担の間で揺れるお気持ちに寄り添います。当協会では、何ができるかを一緒に整理し、ご家族の不安を受けとめます。ご相談は無料で承っています。緩和ケアと終末期医療は同じですか?
一般的な考え方
緩和ケアと終末期医療は同じではありません。緩和ケアは、がんと診断されたときから治療と並行して、痛みやつらさをやわらげるために受けられるケアで、終末期に限られません。終末期医療は人生の最終段階の医療を指し、緩和ケアはその中でも提供されます。当協会としての見解
言葉の違いが整理できると、不安がやわらぐことがあります。当協会では、緩和ケアの位置づけを中立にお伝えし、これからをどう過ごしたいかを一緒に考えます。気になることは、無料の個別相談でお聞かせください。心不全など、がん以外の難病でも緩和ケアは受けられますか?
一般的な考え方
緩和ケアは、がん患者だけを対象とするものではありません。厚生労働省は、心不全・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・慢性腎臓病など、生命を脅かすさまざまな疾患においても緩和ケアの充実を推進しています。心不全などの難病では、病状の悪化と安定を繰り返しながら進行するため、早期から症状緩和・療養の場の検討・本人の意思確認(アドバンス・ケア・プランニング)を行うことが重要とされています。主治医や専門医に相談し、緩和ケアチームの介入が可能かを確認することが勧められます。当協会としての見解
当協会は、がん以外の難病・慢性疾患をお持ちの方やそのご家族からのご相談もお受けしています。心不全などでは病状が悪化と安定を繰り返すなかで療養場所や緩和ケアの活用を早期から考えることが重要で、「まだそんな段階ではない」と先送りするより早めに整理することが本人の意思を尊重する準備になります。「主治医にどう相談すればいいか」「緩和ケアチームの介入は頼めるか」といった確認事項を一緒に整理します。ご相談は無料で承っています。ホスピスや緩和ケア病棟に入院するにはどんな条件がありますか?
一般的な考え方
ホスピス・緩和ケア病棟への入院には、一般的にいくつかの条件があります。国立がん研究センターがん情報サービスによると、対象は主にがん患者であり、「治癒を目的とした積極的な治療が困難または本人が希望しない」「緩和ケアを目的として入院を希望している」「緩和ケア病棟での治療・ケアに同意している」などが基本的な要件とされています。また、施設ごとに入院の基準や手順が異なるため、候補の施設のソーシャルワーカーや相談窓口に事前に確認することが勧められています。当協会としての見解
当協会は、緩和ケア病棟は「あきらめの場所」ではなく、症状を和らげ本人らしく過ごすための積極的な支援の場だと考えます。入院条件や手順は施設ごとに異なるため、候補施設のソーシャルワーカーへの事前確認が重要です。「どの施設に相談すれば良いか」「在宅との使い分けをどう考えるか」「申し込みの流れはどうなっているか」を一緒に整理します。まずは無料の個別相談でお声がけください。末期がんの痛みはどのように緩和してもらえますか?
一般的な考え方
末期がんの痛みは、オピオイド(モルヒネなど医療用麻薬)を中心とした鎮痛薬によって、多くの場合は大幅に和らげることができます。国立がん研究センターがん情報サービスによると、がんの痛みの8割以上は適切な緩和治療によって軽減できるとされており、痛みを我慢せず医療チームに伝えることが重要です。痛みの種類・程度に応じて、非オピオイド鎮痛薬・オピオイド・神経ブロックなどの方法が組み合わせて用いられます。また、体の痛みだけでなく、不安・孤独感・社会的な苦痛も「全人的苦痛」として緩和ケアの対象です。当協会としての見解
当協会は、末期がんの痛みは「我慢するもの」ではなく、医療用麻薬を含む鎮痛療法で多くの場合は大幅に和らげられると考えます。「麻薬は怖い」「鎮痛薬を増やしていいのか」という不安を抱えるご本人・ご家族も多く、その不安の整理と主治医・緩和ケアチームへの伝え方のサポートができます。また、体の痛みだけでなく、孤独感や不安も含む「全人的苦痛」に向き合うことも緩和ケアの役割です。まずは無料の個別相談でお話しください。関連するご質問カテゴリ
ご相談の前に(当協会は医療機関ではありません)
本ページは情報提供を目的としており、診断・治療・特定の治療法の推奨を行うものではありません。治療に関する最終的な判断は、必ず主治医にご相談ください。当協会は、患者さんとご家族が状況を整理し、納得して選択できるよう支援する立場です。
監修:日本がん難病サポート協会 / 最終更新日:2026年8月5日 / 出典:国立がん研究センター がん情報サービス、厚生労働省「統合医療」情報発信サイト(eJIM)ほか
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