抗がん剤・副作用・後遺症
乳がんのホルモン療法にはどんな副作用・費用がありますか?つらいときはどこに相談すればよいですか?
まずは結論
乳がんのホルモン療法(内分泌療法)はホルモン受容体陽性の乳がんに対して行われる治療で、女性ホルモンのはたらきを抑えてがんの増殖を抑制します。副作用(ほてり・関節痛・骨密度低下など)がつらいときは自己判断で中断せず、主治医や担当薬剤師に相談することが大切です。費用は保険診療の対象で、高額療養費制度も利用できます。一般的な考え方と、当協会の見解
一般的な考え方(出典つき)
乳がんのホルモン療法(内分泌療法)は、ホルモン受容体陽性の乳がんに対して行われ、女性ホルモンのはたらきを抑えることでがんの増殖を抑制します。主な副作用として、ほてり・のぼせ・関節痛・骨密度低下・疲労感などがあり、長期間の服用が必要な場合が多いため、つらいときは自己判断で中断せず主治医や担当薬剤師に相談することが大切です。費用は保険診療の対象で、高額療養費制度も利用できます。当協会としての見解(相談方針)
当協会は、ホルモン療法の副作用は「我慢するもの」ではなく、主治医や担当薬剤師に伝えることで対処できる可能性がある、と考えます。関節痛や倦怠感などがつらいときは自己判断で中断せず、症状を具体的に伝えることが第一歩です。「どう伝えれば良いか」「生活のどの部分を工夫できるか」の整理を、医療機関ではない中立の立場でお手伝いします。費用・制度面の確認も含め、ご相談は無料で承っています。判断するときに整理したい4つの視点
迷いを言葉にしづらいときは、次の4つに分けて考えると整理しやすくなります。
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治療の目的
根治を目指すのか、進行を抑えるのか、症状を和らげるのか。目的によって治療の意味と続け方が変わります。まず主治医に「この治療の目的は何か」を確認しましょう。
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効果と副作用
期待できる効果の大きさと、起こりうる副作用・負担のバランス。受けなかった場合に予想される経過とあわせて比べて考えます。
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体力・生活の質
現在の体力や持病、仕事や暮らしで何を大切にしたいか。治療と生活の質(QOL)のどちらをどの程度優先するかは人によって異なります。
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本人と家族の希望
最終的に大切なのはご本人の意思です。そのうえで、支えるご家族の考えや不安も共有しておくと、後悔の少ない選択につながります。
主治医に確認しておきたい質問の例
次の診察の前に、聞きたいことをメモしておくと整理しやすくなります。
- この薬(治療)を使う目的と、どのくらいの期間続けることを想定していますか?
- よく出る副作用と、つらいときの対処法を教えてください。
- 骨密度の変化はどのくらいで、定期的な検査は必要ですか?
- 副作用がひどい場合、薬の変更や量の調整はできますか?
- 自己判断で休んだり中断したりすることのリスクは何ですか?
- 費用の目安と高額療養費制度の手続きを確認したいのですが。
迷うときは「セカンドオピニオン」も選択肢に
主治医の説明を聞いても判断に迷う場合は、別の医師に意見を求めるセカンドオピニオンという方法があります。これは主治医のもとで治療を受けることを前提に、別の専門家の助言を聞くもので、患者さんの権利として一般的に行われています。
一人で抱え込まず、整理から始められます
「何が分からないのか」を言葉にするだけでも、判断は進みます。当協会では、確認すべき質問の整理やセカンドオピニオン検討のポイントを一緒に考えます。
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ご相談の前に(当協会は医療機関ではありません)
本ページは情報提供を目的としており、診断・治療・特定の治療法の推奨を行うものではありません。治療に関する最終的な判断は、必ず主治医にご相談ください。当協会は、患者さんとご家族が状況を整理し、納得して選択できるよう支援する立場です。
監修:日本がん難病サポート協会 / 最終更新日:2026年7月4日 / 出典:国立がん研究センター がん情報サービス、厚生労働省「統合医療」情報発信サイト(eJIM)ほか
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