末期がん・余命・再発・転移
前立腺がんの余命や生存率はどれくらいですか?相談先はありますか?
まずは結論
前立腺がんは比較的ゆっくり進行することが多く、早期発見・治療されれば長期生存が見込めるがんのひとつです。5年生存率はあくまで集団の統計であり、個人の余命を直接示すものではありません。PSA値・グリーソンスコア・転移の有無などによってリスク分類が行われ、「監視療法」という選択肢も含め担当医と十分に話し合って方針を決めることが大切です。一般的な考え方と、当協会の見解
一般的な考え方(出典つき)
前立腺がんは比較的ゆっくり進行することが多く、早期に発見・治療されれば長期生存が見込めるがんのひとつです。5年生存率は診断された時期の患者集団のデータに基づく統計であり、個人の余命を直接示すものではありません。PSA値・グリーソンスコア・転移の有無などによってリスク分類が行われ、治療方針が決まります。「様子を見る(監視療法)」という選択肢もあり、担当医と十分に話し合って方針を決めることが大切です。当協会としての見解(相談方針)
当協会は、生存率や余命の統計は集団の傾向であり、個人の予後を確定するものではないと考えます。数字に過度に縛られず、PSA値やリスク分類・治療選択肢(監視療法を含む)を主治医と丁寧に話し合うことが大切です。どう医師に質問するか・選択肢をどう整理するかのサポートを、中立の立場で無料提供しています。判断するときに整理したい4つの視点
迷いを言葉にしづらいときは、次の4つに分けて考えると整理しやすくなります。
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治療の目的
根治を目指すのか、進行を抑えるのか、症状を和らげるのか。目的によって治療の意味と続け方が変わります。まず主治医に「この治療の目的は何か」を確認しましょう。
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効果と副作用
期待できる効果の大きさと、起こりうる副作用・負担のバランス。受けなかった場合に予想される経過とあわせて比べて考えます。
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体力・生活の質
現在の体力や持病、仕事や暮らしで何を大切にしたいか。治療と生活の質(QOL)のどちらをどの程度優先するかは人によって異なります。
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本人と家族の希望
最終的に大切なのはご本人の意思です。そのうえで、支えるご家族の考えや不安も共有しておくと、後悔の少ない選択につながります。
主治医に確認しておきたい質問の例
次の診察の前に、聞きたいことをメモしておくと整理しやすくなります。
- 私のPSA値・グリーソンスコア・病期から、どのリスク分類になりますか?
- 各治療法(手術・放射線・ホルモン療法・監視療法)の長所と短所を教えてください。
- 治療をしない場合(監視療法)の場合、どのくらいの頻度で検査が必要ですか?
- 転移の有無はどのように確認しますか?追加の検査は必要ですか?
- 治療後に生活の質(排尿・性機能など)はどのくらい影響を受けますか?
- セカンドオピニオンを希望した場合、紹介状を書いていただけますか?
迷うときは「セカンドオピニオン」も選択肢に
主治医の説明を聞いても判断に迷う場合は、別の医師に意見を求めるセカンドオピニオンという方法があります。これは主治医のもとで治療を受けることを前提に、別の専門家の助言を聞くもので、患者さんの権利として一般的に行われています。
一人で抱え込まず、整理から始められます
「何が分からないのか」を言葉にするだけでも、判断は進みます。当協会では、確認すべき質問の整理やセカンドオピニオン検討のポイントを一緒に考えます。
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ご相談の前に(当協会は医療機関ではありません)
本ページは情報提供を目的としており、診断・治療・特定の治療法の推奨を行うものではありません。治療に関する最終的な判断は、必ず主治医にご相談ください。当協会は、患者さんとご家族が状況を整理し、納得して選択できるよう支援する立場です。
監修:日本がん難病サポート協会 / 最終更新日:2026年7月4日 / 出典:国立がん研究センター がん情報サービス、厚生労働省「統合医療」情報発信サイト(eJIM)ほか
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