がん治療の選択・迷い
がんと診断された直後にまず確認すべきことは何ですか?
まずは結論
診断直後は、病名と進行度、提示された治療方針、今後の検査や受診の予定をまず確認しましょう。動揺で覚えきれないことも多いので、メモや家族の同席が役立ちます。あわてず情報を集め、納得して進めることが大切です。一般的な考え方と、当協会の見解
一般的な考え方(出典つき)
がんと診断された直後は、病名と進行度、提示された治療方針、今後の検査や受診の予定をまず確認しましょう。動揺して説明を覚えきれないことも多いため、メモを取る、家族と一緒に聞く、分からない点を質問するなどの工夫が役立ちます。あわてて決めず、必要な情報を集めて納得して進めることが大切です。当協会としての見解(相談方針)
診断直後の不安や混乱は自然な反応です。当協会では、今わかっていることと確認したいことを一緒に整理し、落ち着いて次の一歩を選べるよう支えます。何から考えればよいか分からないときも、無料の個別相談でお話を伺います。判断するときに整理したい4つの視点
迷いを言葉にしづらいときは、次の4つに分けて考えると整理しやすくなります。
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治療の目的
根治を目指すのか、進行を抑えるのか、症状を和らげるのか。目的によって治療の意味と続け方が変わります。まず主治医に「この治療の目的は何か」を確認しましょう。
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効果と副作用
期待できる効果の大きさと、起こりうる副作用・負担のバランス。受けなかった場合に予想される経過とあわせて比べて考えます。
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体力・生活の質
現在の体力や持病、仕事や暮らしで何を大切にしたいか。治療と生活の質(QOL)のどちらをどの程度優先するかは人によって異なります。
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本人と家族の希望
最終的に大切なのはご本人の意思です。そのうえで、支えるご家族の考えや不安も共有しておくと、後悔の少ない選択につながります。
主治医に確認しておきたい質問の例
次の診察の前に、聞きたいことをメモしておくと整理しやすくなります。
- 私のがんの種類と進行度は?
- 標準治療の選択肢は?
- 治療の目的と見通しは?
- 今後の検査と予定は?
- 考える時間はどれくらい?
- 相談できる窓口は?
迷うときは「セカンドオピニオン」も選択肢に
主治医の説明を聞いても判断に迷う場合は、別の医師に意見を求めるセカンドオピニオンという方法があります。これは主治医のもとで治療を受けることを前提に、別の専門家の助言を聞くもので、患者さんの権利として一般的に行われています。
一人で抱え込まず、整理から始められます
「何が分からないのか」を言葉にするだけでも、判断は進みます。当協会では、確認すべき質問の整理やセカンドオピニオン検討のポイントを一緒に考えます。
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ご相談の前に(当協会は医療機関ではありません)
本ページは情報提供を目的としており、診断・治療・特定の治療法の推奨を行うものではありません。治療に関する最終的な判断は、必ず主治医にご相談ください。当協会は、患者さんとご家族が状況を整理し、納得して選択できるよう支援する立場です。
監修:日本がん難病サポート協会 / 最終更新日:2026年6月8日 / 出典:国立がん研究センター がん情報サービス、厚生労働省「統合医療」情報発信サイト(eJIM)ほか
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